隣 り人を愛する

ひとしずく1505-隣 り人を愛する 今日は、午後からの自治会に参加させて頂きました。会計報告や行事予定などについての話がありましたが、そうした中で、村としてお互いを助け合うことの大切さが話に出ました。 最近村であった出来事が話題にのぼりました。それは、80歳代の一人暮らしの高齢者が、脱水症状で倒れてしまったのです...

深い主の愛

ひとしずく740-深い主の愛 主よ、あなたはなぜ、ご自分について人々が嘘の証言をした時ご自分のことを弁護されなかったのですか? なぜ、嘲る者たちが、あなたを不当に鞭打つ時また処刑場のゴルゴダの丘に引かれて行く時天の十二軍団を呼び降ろされなかったのですか? ローマの総督に問いつめられた時あなたは何も答えられなかった兵士に唾をはきかけられいばらの冠をつけられ鞭打たれても口を開かなかった 疲れて傷だらけでぼろぼろの体になって十字架を背負ってよろこめきながら丘を上られた...

愛と赦しをもって

愛 と赦しをもって  偉大な思想を掲げる哲学者よりも、あらゆる知識に通じている物知りよりも、自分の正義を主張する活動家よりも、人の過ち を赦し、謙遜に人の嘆きに耳を傾け、助けの手を静かに伸べる人の方が、はるかに人の心に訴える力を持つように思えます。それはきっと神様 の力が働いているからなのでしょう。  自分の考えや知識をひけらかし、また自分の正しさを主張したくなるところが、多かれ少なかれ人にはあると思います。しか し、私たちは皆、不完全で、過ちをよく犯し、ただ神の憐れみによりすがらなければならない存在です。...

近代文明という箱

近代文明という箱 (2011年6月配信 ひとしずく476) 高速バスで東京に来て、満員電車に乗りました。昨日、被災地の避難所で知り合った人達との和やかな会話がまだ記憶に残っ ている時に、人で 一杯の電車に、一言の会話もなされない中、皆じっとだまって立っているのを見て、これが進んだ豊かな文明なのかと考えてしまいました。かえって東京の人た ちの方が避難所の人たちより、ずっと不幸せで悲しい顔をしているように見えました。こんなにも大勢の人々が、狭い箱の中に詰め込まれ、言 葉を一言でも発す...