もっとも思い出に残るクリスマス

もっとも思い出に残るクリスマス ―ノーマン・ビンセント・ペアレ (ニュー・ガイド・ボスツ・クリスマス・トレジャリーより)  また素晴らしいクリスマスシーズンが訪れました。鐘の音やクリスマスキャロル、喜びと不思議の季節です。また、なつかしい思い出に満ちた時でもあります。人々はしみじみと過去を振り返って、今まで過ごしてきたクリスマスに思いをはせるのです。  私にも思い出す度に暖かな思いが込み上げてくるクリスマスが二つあります。...

私たちの望みは主にあり

五月六日 私たちの望みは主にあり (二〇一二年五月 ひとしずく八一〇)  信心があって足ることを知るのは、大きな利得である。わたしたちは、何ひとつ持たないでこの世にきた。また、何ひとつ 持たないでこの世を去って行く。(第一テモテ六章六、七節) これは先日聖書を読んでいて、改めて心に響いた言葉です。 一般的に、私たちのこの地上での煩いの大半は、物(お金)を持っていること、持っていないこと、あるいはもっと多くなる...

練られる時

四月二六日 練られる時 (二〇一四年九月 ひとしずく一六七三) 賀川豊彦は壁に耳を傾けると、そこから声が聞こえる、というようなことを語りました。確か獄中の体験からの言葉であったと思います。あれほど、神のために生き、人のために犠牲となって身を捧げた彼が、そのような状況に置かれたのです。  主イエスに従い、主の愛のいましめに従おうと、一歩を踏み出したのに、障害だらけ、というような事が起こる時があります。つい、そんな時、主はこれをごらんにならないのか??なぜ何もしてくださらないのだ?という不信の念に駆られる人は少なくないと思います。...

反キリストの霊に立ち向かう

四月十七日 反キリストの霊に立ち向かう (二〇一三年 ひとしずく一一三〇) 彼らの場合、この世の神が不信の者たちの思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光の福音の輝きを、見えなくしているのである。(第二コリント四章四節) 子供たちよ。今は終りの時である。あなたがたがかねて反キリストが来ると聞いていたように、今や多くの反キリストが現れてきた。それによって今が終りの時であることを知る。(第一ヨハネ二章一八節)...

ヨハネ3章16節

「ひとしずく」ーーひと昔編 「神はそのひとりごを賜ったほどにこの世を愛してくださった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで永遠の命を得るためである。」(ヨハネ三章十六節)  これは、聖書全体を要約しているとも言える聖句であると教えてもらったことがあります。神が私たちをどれほど愛して下さっておられるか、そして御自分のひとり子、イエス様をこの世に送られたその理由、また、永遠の命を得る条件がこの短い聖句に凝縮され語られていると。ではこの聖句を詳しく見て行きましょう。 「神はそのひとりごを賜ったほどにこの世を愛してくださった。」...