ある枕木のつぶやき

八月三一日 ある枕木のつぶやき(二〇一一年) ミーティングの場所に来る前に、2,3日泊めさせてもらった場所がありました。 それは、広く、枯れた草が覆っている荒野の中に、赤茶けた岩の山を 背景に小さな緑の芝生と木々に囲まれたところにある「山小屋」というロッジでした。そこは、わたしが夢に描いていた場所でした。わたしは自分の住んでいるところが、何か心に安らぎをもたらすような雰囲気をかもし出すことができないかと、思っていましたが、今ついにそうした場所を見つけたように思えるのです。...

ほんとの空、ほんとの人生

八月三十日 ほんとの空、ほんとの人生 (二〇一四年 ひとしずく一五九〇) 東北自動車道の安達太良(あだたら)SAに、安達太良山を展望できる場所があります。そしてそこの案内板には、 「ほんとの空の里」と書かれています。これは高村光太郎の「智恵子抄」から引用した言葉で、智恵子にとっては、故郷の安達太良山の上に広がる空こそが、本当の空だということです。...

土地改良 

八月二九日 土地改良 (二〇一四年夏 ひとしずく一五九五)  体調がおもわしくない日が続いている村のFさんが、耕耘機を手離すということを聞いたSさんは、Fさんに私たちのことを紹介して、私たちがその耕耘機を使えるようにしてくれました。それまでSさんが私たちに使わせてくれていた耕耘機は、油漏れが始まっていたからです。今日は、Fさんのところから頂いた耕耘機で、息子と私で、Oさんの家の前の畑を耕すことにしま した。ところが、...

八月二八日 蛙 (二〇一一年 ひとしずく81)...

種たちの物語

八月二七日 種たちの物語 (二〇一一年 ひとしずく七二) 一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。(ヨハネ十二章二四節)  最近畑に種を蒔きました。ちょっと種たちのことを想像してみてください。...