神は愛

ひとしずく746-神は愛 先月、近所に住む男性が突然なくなりました。その人は、母が土方の仕事をしていた時に一緒に働いたことのある人で、お酒 を飲むと踊り出 す、陽気な人だったそうです。そして先日、その死から一月経つか経たないうちに、今度は、その旦那さんを追うようにして、奥さんも亡くな りました。踏切近 くの雪を掻いていた時、電車に跳ねられてしまったのです。 この辺りの人口が減っていくばかりの中で、また誰かが亡くなり、それも悲惨な亡くなり方に、ご家族の方はもちろん、この...

力ある神の御言葉

ひとしずく745ー力ある神の御言葉  最近、妻が、配信している子育てメールの中で、昔、彼女が妊娠中毒症であったの時の経験について書きました。そして、その話が励ましになったと、幾人もの人たちが感想を送ってくださったそうです。...

春を待ち望む

ひとしずく742-春を待ち望む (2012年3月)  来る日も来る日も大雪に見舞われる、秋田での長い冬・・・。今まで、春が これほど待ち遠しいと思ったことはありません。 ここでの冬は、雪かきと屋根の雪降ろしと、毎日が雪との戦いです。 仕事でどんなに疲れていても、翌朝、雪が積もっていれば、やはり雪かきを しなければなりません。 これでもかこれでもかと、降り積もる雪との格闘は、忍耐が試されます。 ...

雪球(ゆきだま)

ひとしずく741-雪球(ゆきだま)(2012年3月) 二十四歳になる娘と一緒に、秋田に帰る途中でのことです。岩手と秋田の県境の峠を越えて山道を降りて行くと、とても不思議で美しい光景に出会いました。  ここ二日ばかりは雪が降らず、暖かい日が続いていたせいか、道路の両脇にはまだ雪の壁が続いているものの、その背後に広がる林は、雪が溶 け、こげ茶や灰色 の木々が、その幹や枝を露にしていました。そして何が私たちの目を引きつけたかというと、木々に大きな雪の白い球が、いくつも乗っている 光景です。木に積...

深い主の愛

ひとしずく740-深い主の愛 主よ、あなたはなぜ、ご自分について人々が嘘の証言をした時ご自分のことを弁護されなかったのですか? なぜ、嘲る者たちが、あなたを不当に鞭打つ時また処刑場のゴルゴダの丘に引かれて行く時天の十二軍団を呼び降ろされなかったのですか? ローマの総督に問いつめられた時あなたは何も答えられなかった兵士に唾をはきかけられいばらの冠をつけられ鞭打たれても口を開かなかった 疲れて傷だらけでぼろぼろの体になって十字架を背負ってよろこめきながら丘を上られた...