獄の中でも共にいて下さる神

四月八日 獄の中でも共にいて下さる神 (二〇一三年 ひとしずく一一一六) そしてヨセフの主人は彼を捕えて、王の囚人をつなぐ獄屋に投げ入れた。こうしてヨセフは獄屋の中におったが、主はヨセフと共におられて彼にいつくしみを垂れ、獄屋番の恵みをうけさせられた。(創世記三九章二〇、二一節) 人生にはいろいろな困難がありますが、もしも、次のようなことが自分の人生に起こったら、あなたはどうしますか? 兄弟から憎まれ、だまされ、殺されかけ、また奴隷として売られ、挙句の果てには無実 の罪を着せられ、牢獄に閉じこめられる・・・。...

神の愛の証し

四月七日 神の愛の証し (ひとしずく一一一四) スリヤ王の軍勢の長ナアマンはその主君に重んじられた有力な人であった。主がかつて彼を用いてスリヤに勝利を得させられたからである。彼は大勇士であったが、重い皮膚病をわずらっていた。さきにスリヤびとが略奪隊を組んで出てきたとき、イスラエルの地からひとりの少女を捕えて行った。...

リセット

四月六日 リセット (二〇一三年三月 ひとしずく一一一一)  インターネットやテレビなどという便利な情報手段が提供され、その益に与れることは感謝ですが、同時に、情報に埋もれてしまい、かえって正しい判断が損なわれてしまうということもあり得ると思います。人はあまりにも膨大な情報が与えられると、処理しきれなくなり、物事を把握もできないし、 また理解もできなくなってしまうのではないかと思います。 時々、コンピューター機器がリセットを必要とするように、私たちの思い、思考もリセットが必要だと思います。...

神の愛につき動かされる時

四月五日 神の愛につき動かされる時 (二〇一三年三月 ひとしずく一一一〇) 母と夕方のニュースを見ていました。秋田県でも津波対策が進められているという話を聞いていた時、隣りに座っている母が、「足手まといになるオラを置いて逃げないとだめだよ」と言いました。「こんな山ん中に、津波が来るはずないべ」と私が答えると「地震でも何でも、早く動けないオラをかまっていたら、皆死んでしまうから、置いて逃げなきゃだぞ」と真剣な口調で言うのです。...

神の御言葉 パート3

四月四日 神の御言葉 パート3 (ひとしずく一二三〇)  □ 神経質で感情の起伏の激しいある女性が、世界的に有名な医師ホーワード・A・ケリー博士を訪ねた。この女性は、この世の煩いのために、肉体ばかりか理性までも危機にさらされていたのだ。自分の症状を医師に話した彼女は、与えられた処方せんにびっくりしてしまった。  「奥さん、あなたに必要なのは、もっと聖書を読むことです!」   途方に暮れた女性は言った、 「でも、先生‥‥」 ...

休ませてあげよう

三月三一日 休ませてあげよう (二〇一三年七月 ひとしずく一二三一)  皆さんのお祈りのおかげで母の手術は順調に行きました。そして翌日、面会した時には、かすかな声でしたが会話もできて、意識がはっきりしていることも確認でき、ほっとしました。お祈りありがとうございます。  その病院からの帰り道に、ただ主とだけ時間をとることにしました。体にも疲れを少し感じていましたし、主も、色々なことを通して、立ち止まることを語っておられると思っていたので、前日からその日は どこかで静まる時間をとることを決めていました。...

貧乏くじ 

三月三十日 貧乏くじ (二〇一三年 ひとしずく一二二六)  最近、騙されたり、裏切られたりの話をよく耳にします。そのような話を聴いていると、心も暗くなってしまいます。残念ながら「(終わりの時には)不法がはびこるので多くの人の愛が冷えるであろう」というイエス様の言葉が成就しつつあるように思えます。  しかし、最近聞いた次の話は、そんな時代にあっても、どんな生き方をすべきか、考えさせられるものでした。   Nさんから聞いた彼女の旦那さんのお話です。...