実現に至らせてくださる神

九月十二日 実現に至らせてくださる神 (二〇一四年 ひとしずく一六八九)  先日、母を定期検診に病院に連れて行った帰り、母が「墓に行ってみるか?」と尋ねました。墓と言っても、母が言うのは、墓の隣りにある廃屋のある場所のことです。私は、「うん、行こう。見てみたいよ」とすかさず答えました。  私が留守をしていた間、母と息子は、この廃屋の廃材の片付けをやってくれていたのです。もうほとんど片付いたということで、母はその進歩を私にも見せたかったのです。...