愛は力

j
2023年8月3日

八月三日 愛は力 (二〇一四年八月 ひとしずく八九五)

人の心は病苦をも忍ぶ、しかし、ひしがれた心に、だれが耐えるだろうか (箴言一八章一四節 新改)

どんな時心が、うちひしがれるだろう?

自分が愛されていないように感じる時

また自分が必要としている人が

いなくなってしまった時だろうか?

反対に、心に力が与えられるのはどんな 時だろう?

それは愛を感じた時

また愛のために生きる時

今日一日、生きる力が湧いてくる

愛することは神様の戒しめだから

人が愛の内にいる時

神様の御心にあって

神様は力と

喜びを与えてくれる

作物を一心に作る農夫の心にも

愛する人を待つ恋人の心にも

子どもを見守る親の心にも

愛が宿る

神が宿る

命が宿る

愛は神であり

神は命だから

愛のうちに生きる時

神が共におられ

命と喜びがあふれる

今日と言う日は愛するために

そして、命を喜ぶためにある

========

自分を顧みず

相手を気遣う人がいる

寄付をくれた人の

洋服に虫食いの穴があった

痛みをこらえて

病人を見舞う人がいる

相手の痛みを少しでも和らげるため

相手の人の苦しみに

共に涙する人がいる

自分の悩みも忘れて

このように

いつも神の愛は

暗闇のこの世にあって

輝いている

=========

わたしのいましめは、これである。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。(ヨハネ十五章十二節)

他の投稿もチェック

神の小さな声に従う

九月二九日 神の小さな声に従う (二〇一一年十月 ひとしずく六〇一)  福島でお米を作っている農家の人がテレビに出ていました。ちょうど、放射能の暫定規制値以下で、出荷できるという知らせが届いたばかりの農家の人たちの反応でした。  ある農家の人は、満面笑顔で感激していました。どんどんお米を作れると。 しかし、ある農家の人は、規制値以下だとわかっても「言葉にできない複雑な気持ちです」と言って、これから続けるかどうかわからないというようなことを話していました。  ...

大志を抱いて

九月二八日 大志を抱いて (二〇一二年 ひとしずく六〇〇)  江戸幕府の支配が終わろうとしていた時、日本は、不安と混乱の最中にありました。新しい時代には、先人たちが築き上げて来た文化と伝統だけでは、立ち行くことはできないと、誰の目にも明らかでした。西洋諸国に比べ、日本がどれだけ立ち後れているかを知って、焦りや諦めを持つ人も多かったことと思います。...

命のパン

九月二七日 命のパン (ひとしずく五九九)...