執筆者 Akashi | 8月 25, 2023 | 未分類
八月二五日 生きている間に (二〇一四年夏 ひとしずく一六一九) 肉体から離れた魂は 私たちに聞こえる声で語りかけることができない。 彼は今、私たちに何を語りたいのだろう? 写真の中の彼はほほ笑んでいる。 どうしようもない肉体の疲れや苦悩から解放されて 今は本当に、この写真のように、心から喜んでいるのだろう。 病院を訪問したのが彼との最後の会話だった。 私が帰る時、寝巻き姿で病院から出て、わざわざ私を見送ってくれた。 「今度、秋田に来てください」 私がそう言うと、彼は嬉しそうにほほ笑んでいた。 来月の8月にと思っていたけれど...
執筆者 Akashi | 8月 24, 2023 | 記事
八月二四日 もし (二〇一一年 ひとしずく七三) イエス様にこう聞かれたら、わたしはどう答えるだろう。「もし、わたしがあなたに、地上での人生をもう一度与えることができるとしたら、どんな人生にしてほしいかい? 酒癖の悪いお父さではなく、家庭内暴力も何もなくて、裕福な家庭で育てられたいかい?」 平和で円満な家庭で育てられるのは、さぞすばらしいことだろう。それこそ、わたしが子供のころに夢見てきたことだ。父が酒に酔っている時は、いつ母やわたしに茶碗を投げつけてくるかと、びくびくしていたものだ。...
執筆者 Akashi | 8月 23, 2023 | 記事
八月二三日 「すべて」 (二〇一四年夏 ひとしずく一六一七) 口語訳の詩編一四五篇には、「すべて」という言葉が、九回出てきます。 主はすべての者に恵みがあり、そのあわれみはすべてのみわざの上にあります。(九節) 主はすべて倒れんとする者をささえ、すべてかがむ者を立たせられます。(十四節) あなたはみ手を開いて、すべての生けるものの願いを飽かせられます。主はそのすべての道に正しく、そのすべてのみわざに恵みふかく、すべて主を呼ぶ者、誠をもって主を呼ぶ者に主は近いのです。(十六~十八節)など。...
執筆者 Akashi | 8月 22, 2023 | 未分類
八月二二日 悪に悩まされていた義人ロト (二〇一四年夏 ひとしずく一六一五) (創世記13章全部, 18章16節〜19章38節 参照) 神様は、その邪悪さゆえにソドムとゴモラの地を滅ぼされようとしましたが、アブラハムのとりなしのゆえにロトとその娘達は救い出されました。 低地に広がるソドムの豊かさに目を奪われ、その地に住むことを選んだロトではありましたが、その地は邪悪に満ちていました。しかし、そのことが分かっても、ロト達はそこを立ち去ろうとはしませんでした。その場所に対する執着が強かったからです。...
執筆者 Akashi | 8月 21, 2023 | 記事
八月二一日 天への進級 (二〇一四年夏 ひとしずく一六一四) 最近、親しかった人たちが、この世での旅路を終え、天のふるさとへ帰られました。人の命がいかに儚いかを思って悲しくな りますが、 私たちの行くべき先が素晴らしい天国であることを思うと、希望が与えられます。主は素晴らしい約束をいくつもしてくださっています。 兄弟たち よ。わたしはこの事を言っておく。肉と血とは神の国を継ぐことができないし、朽ちるものは朽ちないものを継ぐことがない。...
執筆者 Akashi | 8月 20, 2023 | 記事
八月二十日 霊に生きる (二〇一二年八月 ひとしずく九一五) 主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。(創世記二章七節) 神の命が吹き入れられて、人は、生きたものとなった。つまり、人は神の命の息が吹き込まれるまでは、生きたものとなることはなかった。神様は無から有を造られる方。 何もないところに星と太陽と月を造りそれを天体にかけられた。 そして地球を美しく造られ、生き物をそこに棲まわせた。神様は、何でもおできになる。 そうでなければ神様ではない。神様には、時間も原料も必要ない。...
執筆者 Akashi | 8月 19, 2023 | 記事
八月十九日 偉人たちに囲まれて (二〇一四年夏 ひとしずく一六一〇) ルカの福音書を読んでいると、弟子たちが何度も、誰が偉いかということで議論していたことがわかります。ルカ九章には、 次のようにあります。 弟子たちの間に、彼らのうちでだれがいちばん偉いだろうかとい うことで、議論がはじまった。(ルカ九章四六節) また同じルカの福音書の二二章には、次のようにあります。 それから、自分たちの中でだれがいちばん偉いだろうかと言っ て、争論が彼らの間に、起った。(ルカ二二章二四節)...
執筆者 Akashi | 8月 18, 2023 | 記事
八月十八日 愛しているからこそ (二〇一四年夏 ひとしずく一六〇九) 息子のYは、今、色々な面で忙しくしています。畑仕事、薪切り、また近所の人が病気で動けなくなるとそこへ行って、小屋の中を整理したり、重いものを運んだりと、とにかく毎日忙しく働いています。 最近、この息子が廃材を扱っていた時、釘を踏んでしまいました。厚底の作業靴を持っているので、それを履いていれば良かったのですが、普通の長靴で作業をしていたので、釘が足に刺さったのです。何とか手当をして、大丈夫だったのですが、痛い目に遭いました。...
執筆者 Akashi | 8月 17, 2023 | 記事
八月十七日 解放 (二〇一四年夏 ひとしずく一六〇八) 私はクリスチャンになる前はひどい恥ずかしがり屋でした。人が自分をどう思うかが気がかりで、赤面恐怖症だったのです。そういう面で、私にとってはあらゆることがつらいことでした。特に音痴でもあったので、音楽の歌のテストの時は、それはそれは大変でした。...
執筆者 Akashi | 8月 16, 2023 | 記事
八月十六日 受け継ぐ (二〇一四年八月 ひとしずく一五九八) 今朝、六時半頃、玄関の呼び鈴が鳴 りました。 こちらは、朝の六時半というと、 とっくに一仕事を終えている頃です。訪ねてきたのは近所に住むSさんでした。彼は、丸鋸の研ぎ方を教 えてくれる人に、私と息子を紹介したくて訪ねてきてくれたのです。息子と母を探したけれども、畑に行っても居なかったということで、うち に来て私だけでもその人のところに行ってみますか?ということでした。 突然のことで、どうしようかと思いましたが、相手の人を待たせてあるようなので、行くことにしました。...