被災地でのクリスマス活動報告

被災地でのクリスマス活動報告 パート4(2011年クリスマス ひとしずく674) これは、今回の被災地訪問のスタッフメンバーとして、一緒に宮城県の仮設住宅をクリスマスプレゼントを届けに回ってくれたPさん、Mさんからの報告です。 仮設住宅を訪問して、戸を叩くと、ほとんど全ての人が、出て来てくれて、私たちがどういう理由でそこにやってきたかを知ると、皆笑顔を返してくださいました。大丈夫でしたかと聞くと、彼らは、心の中に溜まっているものを分け合ってくださり、色んなことを話してくれました。 以下は、そんなお話の幾つかです。 Aさんの話:...

傷つけても、包んでくれる神

傷つけても、包んでくれる神 (2011年のクリスマス ひとしずく665) 今日、ボランティアの人たちがあまり行かないという場所に、主に導かれて行っ てきました。幸い土曜日だったので、仮設住宅には子供たちや若者たちが結構いて「クリスマスプレゼントでーす!」と言うと、顔を輝かせて喜ん でくれました。 そして「おーい、クリスマスプレゼントだって!!」と言って、奥にいる家族を 呼んで、皆で、とても深いお辞儀をして感謝してくれたのでした。  ...

必ず受け取るという信仰

必ず受け取るという信仰 (2011年8月配信 ひとしずく549) 主は、ただ与えようとしておられたのだと思います。私達は、今回の東松島市の方々の軽井沢キャンプのために、何もない状態で、必死に祈り、ただ信仰によって一歩一歩を踏み出してきました。それによって主は、各施設やレストランの責任者の人たちの心に働きかけて下さいました。この聖句のように。 「王の心は、主の手のうちにあって、水の流れのようだ、主はみこころのままにこれを導かれる」(箴言21:1)...

生きている者の使命

生きている者の使命 (2011年8月配信 ひとしずく548)   「3:11の地震の時、避難所となった体育館には、大勢の人が集まっていました。ところがそこに津波が襲い、体育館の中は、たちまち水で一杯になりました。力ある者は鉄骨にしがみついたり、上によじ上ることができました。しかし、そこには体の不自由なお年寄りも大勢いました。...

永遠の命

永遠の命 (2011年8月配信 ひとしずく 547)  今回、東松島の子供会の軽井沢キャンプにあたっては、数々の喜びに与らせていただきました。子供たちやお母さんたちの笑顔を見させていただいただけでも、十分祝福でしたが、やはり主イエス様の御名を宣べ伝えることができたこと、これ以上の喜びはありません。...

新しいスタート

新しいスタート (2011年8月配信 ひとしずく546)  軽井沢二泊三日の最終日の午前中、子供たちが他の部屋でアクティビティーをしている間に、被災者であるお母さんたちと妻と私の7人 で、テーブルを囲んで ゆっくり話をする機会を作りました。そのお母さんの一人が、こんな胸の内を話してくれました。「私は、懺悔したいことがあります」彼女はクリスチャンでは ありませんが、余程、心に重くのしかかるものがあり、私が宣教師であることを知ってか、聞いてほしかったのでしょう。 こみ上げる涙をぬぐいながら、何とか話そうと努力している彼女の言葉を、...

主は心の願いを叶えられる

主は心の願いを叶えられる (2011年8月配信 ひとしずく538) ここ数日、東松島の子供会の方々を軽井沢に迎えるために、妻は軽井沢のあちこちの博物館や観光施設に、入園料などの援助のお願いの電話をしていました。そして「被災地の方々に、自分でも何かしてしてあげたかったのです」という方に奇跡的に会わせて頂きました。彼はある観光施設のオーナーで、とても親切で入園料も無料にして下さり、昼食もその方が手配して下さることになりました。この奇跡は皆さんの祈りのお陰と感謝しています。...

驚異の年

驚異の年 (2011年8月配信 ひとしずく529) 東京に滞在中、インターネットがうまくつながらず、コン ピュー ターではなくiphoneでなんとか仕事をしていましたが、ついに我慢できなくなってきまし た。私の困った状況に気づいて、友人のJさ んが助けてくれました。ルーターをよくよく見てみたら、何のことはない、インターネットの線が外れていたのでした。思わず二人で 笑ってしまいましたが、主 は、この一見問題と見えるところから、ただ私達の笑いを誘おうとしていただけではなく、私達の必要としていたものについての祈り...