希望

「ひとしずく」ーーひと昔編  いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。(第一コリント 13章13節)  この聖句を示して、娘が「『希望』って、聖書の中で挙げられている大切なものの一つだよね」と話しかけてきました。その娘の言葉に、私は、本当 にそのとおりだな、と改めて思いました。 窓の外は、今日も相変わらず雪が降っています。二人でそれを眺めながら、「今は雪に埋もれた冬にあっても、いつか春が来るとわかっているなら、...

真理の自由に旅たつ

「ひとしずく」ーーひと昔編 私たちは普通、人の造り上げた常識や理論の枠の中で行動します。人の造り上げた価値観の中での行動です。しかし、本当にその人が、世に送られた 自分の使命を果たすには、自分の魂をその目的のために造られ、使命を与えられた神様に聞き従うほかはないのだと思います。それ以外の道には、本当の満足も、完全な平安も、喜びも、また充実感もないのではないかと思うのです。 今朝、そのことを考えていた時、ハンマー投げの絵像が浮かびました。投手がハンマーをぐるぐる回している間は、どんどん勢いがついていきます。...

最後まで共におられた神

「ひとしずく」ーーひと昔編 二羽のすずめは一アサリオンで売られているではないか。しかもあなたがたの父の許しがなければ、その一羽も地に落ちることはない。(マタイ十章二九節)聖書の口語訳も新共同訳も、その一羽も地に落ちることはないのは「父の許しがなければ」となっています。しかし、原文には、「許し」という言葉は入っていません。英語のキング・ジェームズ訳は、原文のまま訳されており、「without your Father」 つまり「あなたの父なしには」となっています。 ...

信仰の翼

  「ひとしずく」ーーひと昔編 先日、高速バスで東京に向かっていた時のこと。途中、バスは休憩のためサービスエリアに入りました。バスが止まると、乗客は皆、即座に席...