執筆者 Akashi | 1月 10, 2024 | 記事
近代文明という箱 (2011年6月配信 ひとしずく476) 高速バスで東京に来て、満員電車に乗りました。昨日、被災地の避難所で知り合った人達との和やかな会話がまだ記憶に残っ ている時に、人で 一杯の電車に、一言の会話もなされない中、皆じっとだまって立っているのを見て、これが進んだ豊かな文明なのかと考えてしまいました。かえって東京の人た ちの方が避難所の人たちより、ずっと不幸せで悲しい顔をしているように見えました。こんなにも大勢の人々が、狭い箱の中に詰め込まれ、言 葉を一言でも発す...
執筆者 Akashi | 1月 5, 2024 | 記事
主は私たちの避け所 (2011年3月13日配信 ひとしずく387 「悲しみの向こうに–大震災を振り返って」から引用) 私の友人は地震の最中、聖書の詩篇91編を唱えていたそう です。 一昨日の夜から 多く の方が地震の恐怖に怯え、眠れぬ夜を過ごされていることと思います。しかし思い出して下さい。私たちにはどんなひどい状況の中にあっ ても信頼できる神の力強い約束があるということを。 詩篇91篇には、主の保護と救出の素晴らしい約束が記 され...
執筆者 Akashi | 1月 4, 2024 | 記事
目を覚ましていなさい (2011年3月12日配信 ひ としずく390) < ちょうど東北大震災のあった2011年3月11日の聖書のクラスで、皆が集まっていた時に、地震が起りました。少し静まった時、主が何か語られたいことはないか、主に尋ねまし た。すると、主は次のようなメッセージを与えて下さいました> (イエス様からのメッセージ) 終 わりの時のしるしの一つとして地震があることを私はあなたがたに警告している。あなたがたは神の子としてこの世に生きているのだか ら、私を知らない者たち...
執筆者 Akashi | 12月 23, 2023 | クリスマス, 記事
子供の目を通して ―著者不詳 レストランに入ると、子供連れは私たちだけでした。エリックを乳幼児用ハイチェアーに座らせた時には、誰もが静かに食事をしていて、話し声さえ静かでした。 すると突然、エリックが笑い出して、「ハーイ!」と言ったのです。幼くぽっちゃりしたその手で、ハイチェアーのテーブルを叩きながら。エリックの目は輝いていて、口を大きく開けて笑っていました。本当に楽しそうにくすくす笑っているのです。 周りを見回すと、ボロボロの汚らしいコートを着た老人が向こうにいて、エリックはその老人に満面の笑顔をふりまいています。...
執筆者 Akashi | 12月 23, 2023 | クリスマス, 記事
もっとも思い出に残るクリスマス ―ノーマン・ビンセント・ペアレ (ニュー・ガイド・ボスツ・クリスマス・トレジャリーより) また素晴らしいクリスマスシーズンが訪れました。鐘の音やクリスマスキャロル、喜びと不思議の季節です。また、なつかしい思い出に満ちた時でもあります。人々はしみじみと過去を振り返って、今まで過ごしてきたクリスマスに思いをはせるのです。 私にも思い出す度に暖かな思いが込み上げてくるクリスマスが二つあります。...