慰める人となるために

11月19日 慰める人となるために (ひとしずく 高原だよりより) うちしおれている者を慰める神 (第二コリント7章6節) 神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。(第二コリント1章4節) 神様は、「慰めの神」です。どんな患難の中でも慰めてくださいます。そしてその神様からいただく慰めをもって、他の人をも慰めることができるようになるのです。...

親切の種

11月18日 親切の種 この地域<那須>のある牧場を見学し、わたしは意外なことを知りました。そして、それは、わたしを懐かしい思い出にいざなってもくれました。その牧場の展示場には、中国東北部(昔の満州)の古い写真が飾られていたのです。それは、日本兵たちが酪農を行っているものでした。終戦後、日本に帰還した彼らは、再び酪農を始めたと説明書きにありました。もともと酪農の経験のなかった彼らに、異国の村人たちが教えてくれたということでした。...

闇の中

11月17日 闇の中あなたがたのうち主を恐れ、そのしもべの声に聞き従い、暗い中を歩いて光を得なくても、なお主の名を頼み、おのれの神にたよる者はだれか。(イザ ヤ50章10節)夜になると、わたしの家の近くには街灯ひとつないところがあります。月が出ていれば辺り一面見事な景色ですが、月の隠れた夜は、まさに真っ暗闇で す。引っ越して来たばかりの頃は、真っ暗闇のその場所を通るのがとても怖かったものです。何も見えないので、視覚によらず、別の感覚や記憶に頼ら...

ゆとり

11月15日 ゆとり (ひとしずく-高原だより)散歩をしていると、道と田んぼの間の草むらに、腰を下ろして一服している農夫のおじいちゃんがいました。道端の草刈りをしていたようです。あいさ つを交わして、わたしもそこに腰を下ろし、しばらく話をすることになりました。このおじいちゃんとは時々話すのですが、冗談もうまく、なかなか味 のある話をします。さて話が口蹄疫のことになりました。彼はこう言いました。「あんな狭い所に何万頭もの牛を入れてりゃあ、牛も病気になって当たり前だよ。第一、そ...

マタイ7章21節について

11月15日 マタイ7章21節について (ひとしずく643)「わたしに向かって『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである」(マタイ7:21)...