九月十三日 最高の備え (二〇一四年 ひとしずく一六九二)
北国では、夏が終わればすぐに冬が近づいてくるので、私たちは、今、その準備に追われています。特に私がこちらに滞在している期間も限られており、それに加えて、また台風が近づいているというので、藁運びや薪運びを終わらせようと、ここ数日忙しく過ごしています。何か、こうした天候や季節の変化に備えて、すべき仕事を早く終えるということは、私たちが、終わりの時の困難な時期の前に、備えておくべきことの大切さに重なるように思えました。
今まで、自由にできていたことが、できなくなる時がやってくる・・・。実際、私たちには、終わりの時の情勢がどうなるのか、具体的にはわかりませんし、それぞれの地域においても、困難な状況の種類も異なることでしょう。
しかし、イエス様が言われた、「夜が来る。すると誰も働けなくなる」というのは、主のために何かしたくても、以前のようにはできなくなる不自由な時代がやってくるということだと、私は理解しています。今、自分がしていることは、主の御心であるのかどうか、今できる間に、主のために何をしているべきか、何を優先に生きていくべきか、これをまず主に真剣に祈る必要があるのだと思います。
とりあえず、今年最強、史上最強といわれる台風が近づいている今、台風勢力がそれるか弱まるように祈りましょう。また、どうしても台風が日本を通過することが、主の御心であるとしても、お互いが、無事でいることができるように、お祈りしましょう。
食料の備え、家の周囲の備え、いろいろ、台風の備えがありますが、何よりも心を込めて真剣に主に祈ること、これが最高の備えであると思います。どうか、私たちの祈りが一つとなり、主に届きますように。
わたしたちは、わたしをつかわされたかたのわざを、昼の間にしなければならない。夜が来る。すると、だれも働けなくなる。(ヨハネ九章四節)
よく言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天でも皆つながれ、あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう。また、よく言っておく。もしあなたがたのうちのふたりが、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、天にいますわたしの父はそれをかなえて下さるであろう。(マタイ十八章十八、十九節)