私たちの誇りとする方

 「ひとしずく」ーーひと昔編 今日、何気なく本棚のホコリをかぶっている本を引っぱり出して、パラパラとめくっているうちに次のような箇所が目につき ました。 それはキェルケゴールの 「死に至る病」(岩波文庫)136頁の次のところです。 「キリスト教は、この個体的な人間が(したがってすべての個体的な人間、彼が日常どんな人間であろうと問題ではない、 男・女・下女・大 臣・商人・床屋・学生等々)、神の前に現存していることを教える。彼がその生涯にたった一度でも帝王と話したことでもあるとすれば、おそ らくそれを誇りと...

「幸い」に与かる者となるように 

 「ひとしずく」ーーひと昔編 聖書には、黙示録など「終わりの時」について書かれた預言があります。あ る人が、それらの預言を読むのは、怖いと言っているのを聞いたことがあります。 確かに、黙示録の文章の中には、色々、気味の悪い獣の記述があり、そこに 書かれているような状況に私たちが突入するなら、不安と恐怖に襲われてしまいそうです。しかし、黙示録の書き出しの最初の部分には、この ように記されています。   イエス・キリストの黙示。この黙示は、神が、すぐにも起るべきことをその...

イメージトレーニング

 「ひとしずく」ーーひと昔編 よく、スポーツ選手が、ビデオの画像を前にトレーニングをしています。体を動かしてのトレーニングではなく、脳のトレーニング、イメージトレーニングです。優れたプレイヤーのプレーの映像を見ながら、色々な戦局において、その動きを頭にインプットし、それをイメージすることによって脳に疑似体験をさせるのです。そして自分が実際プレーする時に、イメージしたようなことができるようになるということです。   ...

病床での賛美と祈り 

「ひとしずく」ーーひと昔編 ここ二、三日、雪の中で作業をしていたせいか、風邪をひいたようで、昨日はお昼すぎから、頭痛で横になっていました。そして布団の中で賛美をしていました。...