力は主から

 十月十六日 力は主から (ひとしずく一七〇七) 今日一日、やり抜くための力が十分にあるようには思えない…。 主を信じているのだから、もっと神の力に満たされていて、良いのではないかとも思う。 今日の仕事、不得意な人達、また解決されていない問題、山のように大きくなり続ける仕事量・・・。 力は尽き果て、できることなら、全てを忘れて、布団の中に留まって眠り続けたい・・・。そんな人もいるかもしれません。 「私たちの力はどこから来るのか?」このことについて、考えてみたいと思います。...

セールスマンシップ

十月十五日 セールスマンシップ (ひとしずく一七〇六)  「セールス」というと、私の初めの 印象は、押し売りというネガティブなものでした。しかし、その印象を良いものに変えた、二人の情熱のセールスマンがいます。 一人は、今は牧師になった人で、彼は以前、空調機の販売セールスマンでした。彼の過去の業績の記録は、今だに誰も破ることができないのだそうです。それで、彼にどうしてそんな成功を収めることができたのかと尋ねたら、その秘訣を明かしてくれました。それ...

信じる者になりなさい

十月十三日 信じる者になりなさい (ひとしずく六一六)   先日出会った男性は、こう言って嘆いていました。「自分は大学を中退してしまったから、良い就職ができない。神様は、私に対して厳しい」と。神様と言っても、彼はずっと仏教を学んでいた人で、最近カトリック教会で神様について学び始めたところです。 その男性は40歳くらいで、健康的に特別問題があるわけではなさそうでし た。私は、「自分も中退です。大学にいることに意義を見出せなかったからです。」と説明しました。私は、宣教師になる決意をしてから、大学で専攻していた工学...

心をつくして

十月十二日  心をつくして    わたしのベストは、パーフェクトでないかもしれない。 いや、パーフェクトでありえるわけはない。 ただの砂粒、いや土のちりにすぎない者で、土に帰る者にすぎない。 しかし、全地全能の神であられる方が、このちりも造られた。 神の計り知れない知恵によって、このちりの塊が世界中のどこでもなく、ここに置かされている。 神の計り知れない知恵によって、このちりの塊が他のどの時代でもなく、今、ここにある。...

静まることの力

十月十一日 静まることの力 (ひとしずく六一五) 昨日は、友人の店「カフェ・マルシェ」にて、「ミュージック&トーク」という音楽と主のメッセージに聞き入ってもらうためのイベントをさせて頂きました。テーマは「嵐の中の平安」でした。  第一部が終わり、二時間を挟んでまた同じ内容の第2部が始まります。 ...

世を照らす光

十月十日 世を照らす光 (ひとしずく六一四) あなたがたは世の光である・・・あなたがたの光を人々の前に輝かしな さい。(マタイ五章一四、一六節) イエス様は、世の光です。そして主は私たちのことも世の光だと言われました。光には、暗闇の中で周りを照らすという任務があります。しかし、私たち自身の内に光はありません。主からその光のエネルギーを受け取らなければ、私たちには輝く力はないのです。...

山頂まで行かなくてもいい

十月九日 山頂まで行かなくてもいい (ひとしずく六一三) 昨日、山登りが大好きという女性に出会いました。そして彼女が感じている山の魅力について色々聞くことができ、とても興味深いと思いまし た。  ...

受け取るという謙遜さ

十月八日 受け取るという謙遜さ (ひとしずく六一二 改訂版) ある人は、本当に犠牲的です。 他の人から何かを頼まれるといやと言えず、逆に人から助けを差し出されると、つい遠慮してしまうのです。 「何か困ったことがあったら、いつでも声をかけてね」...