主を待ち望む

ひ としずく354-主を待ち望む 「主を待ち望め」 聖 書にいくつも出てくる言葉です。 主 を待ち望むということは、主が介入して下さるのを信頼して待つということだと思います。 現代の社会においては、何でもすぐに成されることを要求し 合っており、それが当たり前のようになっているようです。 皆 がせわしく動き回り、お互いに急かせ合っているのです。このように、せわしい世界におかれているが故に、時間の短縮、ノルマ達成に明 け暮れるというプレッ...

信仰によって見出す

ひとし ずく353-信仰によって見出す カラスが地面の氷をつつい て、小さく砕いて食べているのを見かけました。「そうか、今の時期は水たまりも凍り、飲み水はないんだ。こうやって、氷を食べて水の 代わりにしているんだ。カラスも生きていくのに一生懸命なんだな・・・」と私は思いました。 聖書では、神様は空の鳥を 養って下さると言われていますが、このカラスのように、それを探して手に入れるということを、神様が代わってして下さるわけではあり...

心の園

心の園 (ひとしずく350) 今 日、妻と買い物に出ました。そして、青く澄み切った空を見ました。しばらくすると、紫色にそまった空にピンクの雲が浮かんでいまし た。さらにもう少しする と、空が赤っぽくなり、次第に暗くなって行きました。妻と何度も、「きれいだね」「きれいだね」と言って空を見上げていました。 しかしその後、ちょっとした ことで、心を暗くしている自分に気づきました。主があんなに寛大に素晴らしい創造物のパノラマを見せて下さったのに、自分の心は何と 簡単にいじけたり、悩んだり批判的な思いに誘惑されてしまうのでしょう? 娘...

主御自身についての賛美

主御自身についての賛美 (2011年 ひ としずく348) あなたは最近、どんなことについて賛美しましたか? お 食事の事について? 健 康について? 病 気が少し良くなったことで? 事 故なく一日を過ごせたことで? 誰 かから優しさをもらったことで? ほ しいものが与えられたことで? そ の他まだまだ賛美することは多くあることでしょう。 で ももう一つ大切な賛美をしましょう! それら全てを与えて下さる主御自身についての賛美です。 約 束されたことを決して破られない誠実さゆえに、主を賛美しましょう! ど...

つながっている人々のために パート2

つながっている人々のために パート2 (2013年2月 ひとしずく1100) 原発の事故以来、度々、そこで働く作業員の過酷な労働問題が取り上げられています。以前、福島原発2号基の爆発 当時、中央制御室で働いていた人たちのドキュメンタリーをユーチューブで見ましたが、作業員が何とか爆発を防ごうと、必死になっていたのを思 い出します。SR弁というのを開いて、蒸気を逃がさないなら圧力に絶えられず、格納器が爆発してしまうという危険な事態でした。しかも、その...

つながっている人々のために

つながっている人々のために (2013年2月 ひとしずく1099)    私のある友人は、遠い第三世界の子供たちに対する熱い愛に、いつもかき立てられています。彼女の彼らに対する伝道の思いは、何十年も燃え続けて います。 日本にいるために、自らそれら貧しい子供たちに接することはできないものの、生活費 を節約し、それを子供たちの福利のために送っています。 私たちは、世界中の人たちとつながっていると言えると思います。確かに現代は、この...

十字架を負って生きる

十字架を負って生きる (2013年2月 ひとし ずく1098) いったい自分は、どんな目的のためにこの地上で生を受けたのだろうか? イエス 様は、「日々自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい」と言われたけれど、自分の十字架とはいったい何なのだろう? これは全てのイエス様に従おうとしている人が心のどこかで抱いている疑問であると思 います。「それから、みんなの者に言われた、『だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負うて、わたしに従ってきな...

周辺地域にいる中心のキリスト

周辺地域にいる中心のキリスト (2013年2月 ひとし ずく1097)  長い間、東南アジアの神学校で教鞭をとっていた小山晃佑氏は、「周辺地域にいる中心のキリスト」ということをその著書で述べています。 聖書を読むとわかることですが、イエス様が生まれた場所も、また活動された場所も、そして死を遂げられた場所も、大きな町の中心地では なく 皆、その周辺の郊外や僻地でした。小山氏は、イエス様はいつも世間の人の目の中心から外れたところに、活動の拠点を持たれたと指摘していま す。...

子供たちのためにできること

子供たちのためにできること (ひとし ずく1096 2013年2月)  学校 の父兄会に和尚さんが招かれて、話をしてもらっていることが昨日のNHK番組で取り上げられていたそうです。わたしの妻が少しだけ見ることが できたと彼女の子育てメールに書いてありました。ですから、その全体の話はわたしにはわかりませんが、そこで引用されていた和尚さんの言葉 は、良心に響くものがあると思います。  「そ の時、あなたは何をしたのか?」という問いです。人は、子供がいじめられたり、大きな問題が起ったりした時、学校を、教師を、制度を批判しま...

多く赦された者は多く愛する

多く赦された者は多く愛する (2013年2月 ひとし ずく1095)「すると、人々がひとりの中風の者を四人の人に運ばせて、イエスのところに連れてきた。ところが、群衆のために近寄ることができないので、イ エスのおられるあたりの屋根をはぎ、穴をあけて、中風の者を寝かせたまま、床をつりおろした。 イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。ところが、そこに幾人かの律法学者がすわっていて、...