世から選び出された者として

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2024年4月10日

ひとしずく1504- 世から選び出された者として

自分たちの考え方が、この世の 考え方と異なるとわかったからと言って、自分たちが間違っているかもしれないと早合点するべきではありません。私たちはこの世とは異なっ て当然であり、異なるように造られ、選ばれているのですから。
 

イエス様はこの世と私たちの関 係について、聖書のヨハネの福音書の中で、私たちに警告を与えています。 

「もしこの世があなたがたを憎 むならば、あなたがたよりも先にわたしを憎んだことを、知っておく がよい。もしあなたがたがこの世から出たものであったなら、この世は、あなたがたを自分のものとして愛したであろう。しかし、あなたがた はこの世のもので はない。かえって、わたしがあなたがたをこの世から選び出したのである。だから、この世はあなたがたを憎むのである。」(ヨハネ15:18,19)

上記の聖句のポイントを箇条書 きにしてみると:

*  世はイエス様を憎んだ

*  世はわたしたちをも憎む

*  私たちはこの世のものではない

*  イエス様が私たちをこの世から選び出した

以下はパウロの言葉です。 

「あなたがたは、この世と妥協 してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きこと であるかを、わきまえ知るべきである。」(ローマ12:2)

*  私たちは、この世の見解と、むしろ異なるべきであり、この世に受け入れられるために心を用 いるよりも、神様に受け入れていただくことに、専念すべきなのです。

他にも私たちは、この世に生き ていますが、異なる存在、異なる使命を持っていることを示している数多くの聖句があります。

「主はあなたがたを選んで、独 特の民とされた」(申命記14:2)

「あなたがたがわたしを選んだ のではない。わたしがあなたがたを選んだのである。そして、あなたがたを立てた。それは、あなたがたが行って実をむすび、その実がいつま でも残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものはなんで も、父が与えて下さるためである。」(ヨハネ15:16)

*  主のご計画と選びがあります。 それは実を結ぶという主のご計画です。

「わが思いはあなたがたの思い とは異なり、わが道はあなた方の道とは異なっている。天が地よりも高いように、わが道はあなたがたの道よりも高く、わが思いはあなたがた の思いよりも高い。」(イザヤ55:8,9)

「生まれながらの人(世俗的な 見方をする人)は、神の御霊の賜物を受け入れない、それは彼には愚かなものだからである。また御霊によって判断されるべきであるから、彼 はそれを理解することができない。」(第一コリント2:14)

*  神の思いと方法は、人のとは異 なります。

この世はこれからますます暗く なっていくでしょうが、そうなればなるほど、世から選ばれた者として、この世に私たちを使わされた方の業を終えるために、主の恵みによっ て強められていくことでしょう。主が私たちを選ばれた目的とご計画を果たして下さいますように。また私たちも従順に主に従って行く事に よって、その御業を見させて頂けますように。

「あなたがたは、地の塩であ る。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふ みつけられるだけである。あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。また、あかりをつけて、それを枡の下にお く者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、そし て、人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」 (マタイ5:13-16)

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