私たちの望みは主にあり

五月六日 私たちの望みは主にあり (二〇一二年五月 ひとしずく八一〇)  信心があって足ることを知るのは、大きな利得である。わたしたちは、何ひとつ持たないでこの世にきた。また、何ひとつ 持たないでこの世を去って行く。(第一テモテ六章六、七節) これは先日聖書を読んでいて、改めて心に響いた言葉です。 一般的に、私たちのこの地上での煩いの大半は、物(お金)を持っていること、持っていないこと、あるいはもっと多くなる...

子供のために

五月五日  子供のために (二〇一四年五月 ひとしずく一五三四)   子供の日に、テレビで子供たちについての番組を見ました。子供たちが自分たちだけで自由に遊べる「秘密基地」についてのものでした。  学校と塾での勉強の詰め込みで、ただでさえ遊ぶ時間のない子供たちのために、お母さんたちが立ち上がり、都会の公園の中に子供のための空間が造られました。子供たちによって造られるツリーハウスのようなものですが、初めは「子供たちが怪我したらどうする」...

主が共におられる

五月一日 主が共におられる (二〇一二年五月 ひとしずく七九九)  時々、試練の最中にあると、主は共にいてくださらないように感じることがありませんか? そして、主が共にいてくださるのなら、こんな災難や試練が起こるわけがないし、起こったとしてもすぐに助け出してくださるはずだと、不平と疑いを抱いてしまうことが・・・。 旧約聖書にあるヨセフの話はとても興味深いものです。 ヨセフは兄たちの怒りを買い、奴隷として売られてしまいます。そしてパロの役人で、侍従長のポティファルに買い取られます。(創世記...

ここに愛がある

四月二九日 ここに愛がある (二〇一二年四月 ひとしずく七九八) 罪で満ちて汚れ腐敗している全宇宙の中の闇に覆われたちっぽけな世界「そんなものなど放っておけいずれ人の世はもう終わりにするのだから」と神様に言われても仕方ないしかし、彼はそうは言われなかった神の愛の不思議はそんな闇の世に生まれてこられてちっぽけで利己的な私たちのために命を捧げてくださったことそして、私たちの内に今も生きておられ決して見捨てずに愛し続けておられること永遠に生きておられ全宇宙の創造者であられる神その偉大なる神が小さな者に愛を注がれる...