愛の律法に生きた人 パート3

七月九日 愛の律法に生きた人 パート3 (二〇一二年七月 ひとしずく八六九) 引き続き、上杉鷹山についてです。 (インターネットから)  「貧しい農村では、働けない老人は厄介者として肩身の狭い思いをしていた。そこで鷹山は老人たちに、米沢の小さな川、池、沼の 多い地形を利用した鯉の養殖を勧めた。やがて美しい錦鯉は江戸で飛ぶように売れ始め、老人たちも自ら稼ぎ手として生き甲斐をもつことがで きるようになった。...

愛の律法に生きた人

七月八日  愛の律法に生きた人 パート2(二〇一二年七月 ひとしずく八六九) これは、上杉鷹山がその領民に宛てた教えの抜粋です(「代表的日本人」から) 「たがいに怠らず、親切を尽くせ。もしも年老いて子のない者、幼くて親のない者、貧しくて養子の取れない者、配偶者を亡くした者、身体が不自由で自活のできない者、病気で暮らしの成り立たない者、死んだのに埋葬できない者、火事にあい雨露をしのぐことができなくなった者、あるいは他の災難で家族が困っている...

愛の律法に生きた人

七月七日 愛の律法に生きた人 (二〇一二年七月 ひとしずく八六八)  内村鑑三がその著書「代表的日本人」の中で「愛の律法に生きること」、つまり当時の言葉で言えば、「徳を保つこと」こそが、神の国を地上に到来させる方法であり、制度や規則をもってではないと伝えています。 「不法がはびこるので多くの人の愛が冷える」この聖書の預言通りになっている今の社会情勢の中で、国家はますます規制、...

悪のプロパガンダに要注意!

七月六日 悪のプロパガンダに要注意!(二〇一二年七月 ひとしずく八六六)  頻繁に報道される民族問題・・・それは非常に複雑なものです。イエス様は、終わりの時のしるしの一つとして、「民(族)は民(族)に、国は国に敵対して立ち上がるであろう」(マタイ二四章七節)と言われました。  民族間の争いの始まりには、大抵プロパガンダがあります。プロ パガンダとは、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する宣伝行為ですが、それは敵国、あるいは敵族に対し、憎悪を抱かせるよう導くのです。...

科学者は祈りますか?

七月四日 科学者は祈りますか? (二〇一二年七月 ひとしずく八六四)  宗教と科学とは一見全く対照的なもののように思えます。しかし、科学者にもクリスチャンはたくさんいますし、クリスチャンでなくても、何らかの霊の存在を認めている科学者も多いようです。最近読んだ記事に、次のような興味深いものがありました。 一九三六年一月、フィリスという女の子が、彼女の日曜学校のクラスを代表して、アルバー ト・アインシュタイン博士に「科学者は祈りますか?」という質問をし、アインシュタインがその質問に答えている手紙のやりとりです。...