主のなさりたいこと

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2023年6月16日
六月十六日 主のなさりたいこと (二〇一二年六月 ひとしずく八三四)

 関東の数か所でのバイブルクラスを終え、一昨日、家族の待つ秋田に帰る日を迎えました。しかし、何故だかわかりませんが、このまま秋田に戻ることに、どうも平安がなかったのです。全てのバイブルクラスも終えましたし、アポイントも終わっていました。やり残したことは何もないはず・・・。でも、何か気になるのです。私は主に「どうか私が今日あなたにつながっていることができますように」と必死に祈りつつ、とにかく荷物を積み込んだり、必要な片付けを終えて、車に乗り込みました。すると急に車を点検してもらうべきだと思ったのです。ちょっとではありましたが、オイルが減り始めていたのが気になり、そのことを少なくても見てもらった方がいいと。それは主からのチェックだったと思います。

そこで急遽、トヨタのサービスをしてくれる所に行きました。そこで車のチェックをしてもらうと、何とシャフトブースなるものが割れていて、車輪とシャフトの接続部のグリースが飛び散っていた状態でした。それが理由で、少し前から気になっていた、かすかな変な音が聞こえていたのです。しかし、その割れてしまった部品を交換するには、翌日、翌々日がそのお店の定休日ということで明々後日まで待たねばなりませんでした。
  そこで私は、以前車検をしてもらったお店に行ってみたのですが、そこは休みでした。

この分だと、秋田に帰るのは数日後になりそうだな・・・と思い、その整備工場で、事の次第を妻に携帯で連絡していると、そこにひょっこり、以前、私の車の車検をやってくれたお店の人が現れたのです。そして、事情を話すと彼はすぐに車を見てく れて、翌日朝一番で、直してくれると言ってくれたのです。しかも最初に訪ねたお店の半額で!感謝でした!

その後、那須の家に帰ると、妻から、車の修理に時間がかかりそうなら、 そこでしばらくは ゆっくりしたらいいという電話が入り、その言葉のままに、私はしばらくカウチの上で横たわっていました。すると、また電話が鳴りました。 それは親しくしていた歯医者さんの友人からでした。彼の歯科医院の待合室には、私たちが作成したトラクトを置いてもらっています。彼は、奥さんとある用事でちょうど私の家のすぐ近くに来たので、私がいるなら立ち寄りたいと電話してくれたのでした。

そして短いフェローシップを楽しむことができました。その御夫婦は、私たちが作成したカレンダーとトラクトを、とても気に入っていると言ってくれました。そこで、いくつか残っているカレンダーとトラクトがあったので、看護婦さんたちの分を持っていってくれるよう告げると、患者さんにも渡したいと言うので、さらに余分に渡すことができたのでした。
 彼らが帰ったあと、私は思いました。「主は、これらのことをなさりたかったのか・・・」と。

私の予定では、全てのアポイントは終わったし、もう帰るだけだと思っていましたが、主にはまだ、もう一つの、いえ、二つの計画があったのです。気になっていた車の修理も大事になる前に修理でき、歯科医の友人とは楽しいフェローシップができ、 カレンダーやトラクトを渡すことができました。あのまま、主のチェックを無視して秋田に向かわなくて、本当に良かったと思いました。やはり、主の計画はすべて正しいのです。

主のなさりたいこと・・・そのことだけをいつも考えて生きられたら、 きっと私たちはもっともっとたくさんの祝福に与れるのではないかと、改めて思いました。

すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道を まっすぐにされる。(箴言三章六節)

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