命の水をもって

六月十五日 命の水をもって (二〇一二年六月 ひとしずく八三六)   私の母は、昔から忠実にそして愛を込めて、小さな畑の世話をしています。その母の姿から、私はいつも多くの大切なことを学んでいます。 母は、最近雨が降らないので、植えたばかりの作物のことを気にしていました。そして今朝は、私たちが知らない間に、4時半ころに一人起きて、脚が悪いというのに、畑まで2キロの道のりを手押し車を押して出かけて行ったのでした。ネギの苗に水をあげるためです。...