神に愛されている人々

七月三十日 神に愛されている人々 (二〇一四年七月 ひとしずく一六〇五) 人を早まって裁いてはいけない どんな経路を辿って 今のその人があるのか 自分はわからないのだから その人のしたことを 悪意にとってはいけない 悪意のように見えても その人は今、何かに 捕らわれているのかもしれない その人の抱えている 悲しみがあり 苦しみがあり 痛みがあるのかもしれないのだから 相手の立場に完全に立てる人など誰もいない どんな境遇で育ち どのような試練を通過してきて どんな傷を受けているか 自分にはわからない 神は愛する者を訓練すると言う...