ここに愛がある

四月二九日 ここに愛がある (二〇一二年四月 ひとしずく七九八) 罪で満ちて汚れ腐敗している全宇宙の中の闇に覆われたちっぽけな世界「そんなものなど放っておけいずれ人の世はもう終わりにするのだから」と神様に言われても仕方ないしかし、彼はそうは言われなかった神の愛の不思議はそんな闇の世に生まれてこられてちっぽけで利己的な私たちのために命を捧げてくださったことそして、私たちの内に今も生きておられ決して見捨てずに愛し続けておられること永遠に生きておられ全宇宙の創造者であられる神その偉大なる神が小さな者に愛を注がれる...

練られる時

四月二六日 練られる時 (二〇一四年九月 ひとしずく一六七三) 賀川豊彦は壁に耳を傾けると、そこから声が聞こえる、というようなことを語りました。確か獄中の体験からの言葉であったと思います。あれほど、神のために生き、人のために犠牲となって身を捧げた彼が、そのような状況に置かれたのです。  主イエスに従い、主の愛のいましめに従おうと、一歩を踏み出したのに、障害だらけ、というような事が起こる時があります。つい、そんな時、主はこれをごらんにならないのか??なぜ何もしてくださらないのだ?という不信の念に駆られる人は少なくないと思います。...