災いは罰? 

 「ひとしずく」ーーひと昔編 朝食の時、突然母がこう言いました。「もしかしたら、父さんに、 ご飯あげないからではないか・・・」 彼女は、口数の多い人ではないので、そのことが余程心にひっかかっていたのでしょう。私が理由を尋ねる間もなく、母は続けて言いました。「愛ちゃんが捻挫したし、普段風邪をひかない自分(母)がひいたし、お前(私)もひいた。それにガスストーブの調子も昨夜悪かったから。お前たちは、...

一つ知っていること

「ひとしずく」ーーひと昔編 「私が知っていること」 一つ知っていることは、自分には、たくさんの憐れみと赦しと癒しが必要なことしかも無条件で もう一つ知っていることは、あの人もこの人も慰めと励ましを必要としていることしかも無条件で もう一つ知っていることは神様が愛であられることそして私たちが誰かに愛を与えることを神様は喜ばれる もう一つ知っていることはわたしには与えるものがあるということわずかでも祈りをこめるなら誰かのためのいやしの道具となれる もう一つ知っていることは愛は決して失敗しないということ愛は神様の霊からくるものだから...