愛と赦しの力

九月二五日 愛と赦しの力 (ひとしずく五九五)  あるトラクトに、淵田美津雄という方のお話が載っていました。彼は真珠湾特攻隊の指揮官だった人です。太平洋戦争が始まる前から、彼はアメリカに対する敵愾心に燃えており、敗戦後は、さらにアメリカに対する憎しみを募らせていました。...

あなたを待っているよ

七月二九日 あなたを待っているよ (二〇一四年七月 ひとしずく一六〇四) あなたが、全くひとりになるのを待っているよ あなたが気にかける人達、世話しなければならないと思う人達や 責任を感じている仕事も…全てわきに 置いて ただ、あなたの意識の中で私だけを見つめて 私の語りかける声に耳を傾けてくれる そんな時を私は、待っていたんだよ あなたが絶えず、心を騒がせ気遣い、 重荷を感じるのは あなたの優しい心からであることを知っている しかし、ただ私に信頼して、それらを全て傍に置いて ただ、私の存在にあなたの意識と心を集中してくれないかい...

「私は忘れてしまったよ」

七月十一日 「私は忘れてしまったよ」(二〇一二年七月 ひとしずく八三七) 「なぜなら、わたしは彼らの不義にあわれみをかけ、もはや、彼ら の罪を思い出さないからである。」(ヘブル八章十二節) 私たちの罪は、イエス様を心に受け入れ、悔い改めた時、赦されます。しかし、そうであるのに、私たちは本当に神様の赦しを信じているでしょうか?いつまでも過去の罪、あるいは今も犯し続ける罪に後ろめたさを感じ、主に近づけないでいる人もいるのではないでしょうか? これは、そんな自分の過去の罪に苛まれていたある牧師のお話です。...

赦されるために

五月十三日 赦されるために (二〇一二年五月 ひとしずく八二一)   「神様に赦されるためには条件がある」 こう言うと、それではイエス様の深い愛、赦しの愛はどうなるのだ? イエス様の赦しはそのようなものではないはずだ・・・と言う人もいるかもしれません。  しかし、聖書を読むと、赦されるにはやはり条件があるのです。人を赦すという条件が。   もし人をゆるさないならば、あなたがたの父も、あなたがたのあやまちをゆるして下さらないであろう。(マタイ六章十五節)...

貧乏くじ 

三月三十日 貧乏くじ (二〇一三年 ひとしずく一二二六)  最近、騙されたり、裏切られたりの話をよく耳にします。そのような話を聴いていると、心も暗くなってしまいます。残念ながら「(終わりの時には)不法がはびこるので多くの人の愛が冷えるであろう」というイエス様の言葉が成就しつつあるように思えます。  しかし、最近聞いた次の話は、そんな時代にあっても、どんな生き方をすべきか、考えさせられるものでした。   Nさんから聞いた彼女の旦那さんのお話です。...