執筆者 Akashi | 11月 2, 2023 | 記事
(二〇一一年十一月 ひとしずく六一九) ある人達はこう言います。「イエス様は十字架上で殺され、地上での任務は 失敗に終わってしまった」と。 十字架刑は、罪人としての死を遂げるということですから、確かに十字架の 死は、敗北のように見えます。 しかし、イエス様の生涯から、その十字架の死を除いたら、私たちは主によって救われることも、また天国に行くこともできなくなってしまっ たことでしょう。 そして何よりも、イエス様の苦しみと死は、イエス様と私たちを、愛の絆によって一つに結ばせたのです。私たちがイエス様への敬慕の念を抱...
執筆者 Akashi | 10月 5, 2023 | 記事
十月四日 荷物のかたわらにとどまる人たち (ひとしずく六〇七) ダビデは自分の主君イスラエルの王サウルの手を逃れていました。それは、サウルが国民の人気を集めているダビデによって自分の王位を失ってしまうことを恐れていたからでした。 ダビデはもはや逃げ場がなく、手勢わずかの軍と共にサウルの敵であるアキシ王(ペリシテの王)のところに身を寄せていまし た。 アキシ王及びペリシテの他の王たちは、イスラエル、つまりサウル王との戦いに、ダビデとその兵士を連れて行くことを許さなかったので、ダ...
執筆者 Akashi | 9月 25, 2023 | 記事
九月二五日 愛と赦しの力 (ひとしずく五九五) あるトラクトに、淵田美津雄という方のお話が載っていました。彼は真珠湾特攻隊の指揮官だった人です。太平洋戦争が始まる前から、彼はアメリカに対する敵愾心に燃えており、敗戦後は、さらにアメリカに対する憎しみを募らせていました。...
執筆者 Akashi | 7月 29, 2023 | 記事
七月二九日 あなたを待っているよ (二〇一四年七月 ひとしずく一六〇四) あなたが、全くひとりになるのを待っているよ あなたが気にかける人達、世話しなければならないと思う人達や 責任を感じている仕事も…全てわきに 置いて ただ、あなたの意識の中で私だけを見つめて 私の語りかける声に耳を傾けてくれる そんな時を私は、待っていたんだよ あなたが絶えず、心を騒がせ気遣い、 重荷を感じるのは あなたの優しい心からであることを知っている しかし、ただ私に信頼して、それらを全て傍に置いて ただ、私の存在にあなたの意識と心を集中してくれないかい...
執筆者 Akashi | 7月 11, 2023 | 記事
七月十一日 「私は忘れてしまったよ」(二〇一二年七月 ひとしずく八三七) 「なぜなら、わたしは彼らの不義にあわれみをかけ、もはや、彼ら の罪を思い出さないからである。」(ヘブル八章十二節) 私たちの罪は、イエス様を心に受け入れ、悔い改めた時、赦されます。しかし、そうであるのに、私たちは本当に神様の赦しを信じているでしょうか?いつまでも過去の罪、あるいは今も犯し続ける罪に後ろめたさを感じ、主に近づけないでいる人もいるのではないでしょうか? これは、そんな自分の過去の罪に苛まれていたある牧師のお話です。...