命にいたる道へ

命にいたる道へ (2014年3 月 ひとしずく1497) 「狭い門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そ して、そこからはいって行く者が多い。命にいたる門は狭く、その道は細い。そして、それを見いだす者が少ない。」(マタイ7:13,14) 主は、この世のお祭り騒ぎに浮かれている大多数にではなく、 真理を絶えず求め続ける、心の飢えた者たちに命の道を示される。 テレビ、インターネット、雑誌などを通して、魂を少しも養わないばかりか、 命を吸い取ってしまう虚しいことが語られている。...

愛と赦しをもって

愛 と赦しをもって  偉大な思想を掲げる哲学者よりも、あらゆる知識に通じている物知りよりも、自分の正義を主張する活動家よりも、人の過ち を赦し、謙遜に人の嘆きに耳を傾け、助けの手を静かに伸べる人の方が、はるかに人の心に訴える力を持つように思えます。それはきっと神様 の力が働いているからなのでしょう。  自分の考えや知識をひけらかし、また自分の正しさを主張したくなるところが、多かれ少なかれ人にはあると思います。しか し、私たちは皆、不完全で、過ちをよく犯し、ただ神の憐れみによりすがらなければならない存在です。...

旅―答えを探し求めて  パート2 

旅―答えを探し求めて  パート2 (2014年3月 ひとしずく1494) 大学でイエス様に出会ってから、しばらくして私は宣教師になりました。以来40年近くの間、神様の愛を日本各地、そして中国や ロシアなどにも赴き伝え歩きました。 その間に、同じ宣教師であった妻と出会い、何と12人の子供に恵まれました。すでに上の子供たちは独立し、妻と5人の子供たち と少し前まで栃木県北部に住んでいましたが、原発事故が起こり、できるだけ放射能から子供たちを守るために、実家の秋田に家族で引越し、...

悪口を言われるとき

悪口を言われるとき (2014年3年 ひとしずく1490) ある人が、自分のことを理解してもらえず、また他の人に噂されているということで、心を悩ましていました。そのような経験をした事のある人ならわかるでしょうが、さぞ辛いことだろうと思います。 相手の気持ちをよく理解しないで裁く事は、その相手を深く傷つけ、愛の行為ではないことは明らかです。クリスチャンである私たちでも、気をつけていないと犯しやすい過ちだと思います。...