祭りの日に

五月二二日 祭りの日に (二〇一四年 ひとしずく一五四七)  昨日の朝、東京に向けて村を出る時、何軒かの家の前にはお祭りのための飾りつけや、提灯 がつり下げられていました。過疎化が進んで、めっきり寂しくなったこの村で、どうにかして祭りぐらいは盛り上げたいという皆の気持ちが現れているように思えました。  「御神輿担がないか」と尋ねてきた村の人たちの三人に、私は断らなければなりませんでし た。冬には誰も神社の屋根の雪下ろしをする人がいなくて、危険を冒して雪下ろしをしましたが、その神社のお祭りに参加しないということ...

教会(エクレシア:呼び出された者たちの集まり)

五月二〇日 教会(エクレシア:呼び出された者たちの集まり)(二〇一二年五月 ひとしずく八二八)   兄弟姉妹に囲まれているって素晴らしい   食物を持ち寄り、共に食べて賛美して、 次はどこどこで集まろうかって話し合って、喜びを共にする 困っている人があれば、その人のために皆で祈る 主イエスを真ん中にして、みんなが集まる これこそ、教会だと思う   それぞれが、気づいたことを率先してやってくれる それが、みんなの集まる場所に花を生けることであれ トイレの掃除であれ、また食器の片付けであれ...

さまよえる群れ

五月十九日 さまよえる群れ (二〇一二年 ひとしずく八二七) 以前、都内で大規模防災訓練が行われました。 震災に遭ったと仮定して、一時避難所へ携帯メールを通して、避難するという訓練でした。しかし、その多くの人が臨時に設置された指示経路からの情報をどうやって受け取ることができるか、わからなくて迷っていました。...

主に近づけますように

五月十七日 主に近づけますように (二〇一二年五月 ひとしずく八二二) 友人が祈りを求めてこう言いました。 「昨日は私の誕生日でした。私は主に近づきたいんです。私のために手を置いて祈ってくれますか?心を清めたいんです。」と。そしてそのために祈りました。...

霊のチューニング

五月十六日 霊のチューニング (二〇一二年五月 ひとしずく八二四)  静まる時間、主と波長を合わせるために立ち止まる時間を毎日のどこかで持つ事はとても益になることだと思います。 先日のバイブルクラスの際、いつもギターを弾いて賛美を導いてくれる兄弟が、その前にギターの弦一本づつを、丁寧にチューニングしていました。その熱心な姿に、私は彼の賛美を導くにあたっての忠実さを見たように思い、とても感動しました。  演奏のためのギターのチューニングはとても大切です。いくら今日完璧にチューニングをしても、次の日にはまたチューニン...