時は縮まっている…

時は縮まっている… 戦争体験をされたご婦人から、「来たる艱難期」のシリーズを読んだ感想を聞かせてもらっていました。「私は、戦争体験者ですから、厳しい状況というものがどういうものか、わかっているつもりですが、これを読むと比べものにならない状況が起こりますね…」と言っていました。  その時には、世の初めから現在に至るまで、かつてなく今後もないような大きな患難が起るからである。(マタイ24章21節)...

主が共におられる

五月一日 主が共におられる (二〇一二年五月 ひとしずく七九九)  時々、試練の最中にあると、主は共にいてくださらないように感じることがありませんか? そして、主が共にいてくださるのなら、こんな災難や試練が起こるわけがないし、起こったとしてもすぐに助け出してくださるはずだと、不平と疑いを抱いてしまうことが・・・。 旧約聖書にあるヨセフの話はとても興味深いものです。 ヨセフは兄たちの怒りを買い、奴隷として売られてしまいます。そしてパロの役人で、侍従長のポティファルに買い取られます。(創世記...

必ず春は来る

四月十日 必ず春は来る (二〇一二年四月 ひとしずく七七五) 北日本は冬に逆戻りの寒波に襲われています。 ここ秋田の雪も、ひと月ほど前に天気の良い日が続き解け始めていたので、春ももうすぐだと期待に胸ふくらませていたのですが、また春が遠のいてしまったようで、半ばがっかりした気持ちで、なかなか来ぬ春を首を長くして待ちわびています。...
御心でしたら

御心でしたら

「ひとしずく」ーーひと昔編 人は、簡単に苛立ち忍耐を切らす 神に対してさえ苛立つ 神であるあなたがいるのに あなたはどうしてこんなことが起こるのを許されるのかと。 しかし、神は人が苛立つからといって思いを変えられるだろうか? 人が忍耐を切らして怒りを爆発するのを恐れて その願いを聞いてやらなければならないと思われるだろうか? 全てを知らないのは私たちであって、神ではない ヨブが、試練を通過していた時 「神よあなたには目がないのか、耳がないのか、 わたしがそんなに悪くないのを知らないのか」と叫んだ...