来るべき永遠の時代のために

九月二三日 来るべき永遠の時代のために (ひとしずく 五九三)  –啓発してくれるお話です– あるお金持ちがいました。 彼は、回心して天国に行くことになりましたが、地上で貯えた金を残して行くのがどうしても惜しくて、天国の入り口で、その門番の天使に「どうか金の延べ棒のいく本かだけでも持って行かせてください」とお願いします。 天使は、あまりにも必死にお願いするので、それを天国に持って入ることを、特別許可しました。 しかし天国に足を踏み入れるや、天国の住民から、こう尋ねられたそうです。  「それは何だい?」...