油断することなく

油断することなく(ひとしずく635)  カエルを熱いお湯の中に入れると、すぐに飛び出ようとします。それは当たり前のことです。ところが、お湯の温度をゆっくり上げていくと、カエルはその温度の変化に気づかず、最後には煮えて死んでしまうのだそうです。...

勝利にのみ込まれた死

(二〇一一年十一月 ひとしずく六一九)  ある人達はこう言います。「イエス様は十字架上で殺され、地上での任務は 失敗に終わってしまった」と。 十字架刑は、罪人としての死を遂げるということですから、確かに十字架の 死は、敗北のように見えます。  しかし、イエス様の生涯から、その十字架の死を除いたら、私たちは主によって救われることも、また天国に行くこともできなくなってしまっ たことでしょう。 そして何よりも、イエス様の苦しみと死は、イエス様と私たちを、愛の絆によって一つに結ばせたのです。私たちがイエス様への敬慕の念を抱...

待ち望む Ⅰ

十月十八日 待ち望む Ⅰ (ひとしずく一七〇九) (聖書から)    主よ、わたしはあなたの救を待ち望む。(創世記四九章十八節)    主よ、朝ごとにあなたはわたしの声を聞かれます。わたしは朝ごとにあなたのためにいけにえを備えて待ち望みます。(詩篇五篇三節)    あなたのまことをもって、わたしを導き、わたしを教えてください。あなたはわが救の神です。わたしはひねもすあなたを待ち望みます。(詩篇二五篇五節)    どうか、誠実と潔白とが、わたしを守ってくれるように。わたしはあなたを待ち望んでいます。(詩篇二五篇二一節)...

主への賛美

九月十九日 主への賛美 (二〇一四年 ひとしずく一六九七)  主は、私たちに、どんなに良くしてくださっているか、妻と車の中で話し合い、そして主を讃えました。  主は、私たちのために必要を供給し、事故から守り、その力を示し、最善の道に導き、主の子供である私たちの心の願いを叶えてくださいます。  そのような待遇を受けるに値しない私たちに、主は本当に良くしてくださいます。  主に従う者、主を慕う者に対して、 主がいかに憐れみ深く、また真理を明らかにしてくださることか・・・。  主の愛は、測り知れず、豊かで、永遠に続きます。ハレルヤ! ...

最高の備え

九月十三日 最高の備え (二〇一四年 ひとしずく一六九二) 北国では、夏が終わればすぐに冬が近づいてくるので、私たちは、今、その準備に追われています。特に私がこちらに滞在している期間も限られており、それに加えて、また台風が近づいているというので、藁運びや薪運びを終わらせようと、ここ数日忙しく過ごしています。何か、こうした天候や季節の変化に備えて、すべき仕事を早く終えるということは、私たちが、終わりの時の困難な時期の前に、備えておくべきことの大切さに重なるように思えました。...