執筆者 Akashi | 8月 20, 2023 | 記事
八月二十日 霊に生きる (二〇一二年八月 ひとしずく九一五) 主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。(創世記二章七節) 神の命が吹き入れられて、人は、生きたものとなった。つまり、人は神の命の息が吹き込まれるまでは、生きたものとなることはなかった。神様は無から有を造られる方。 何もないところに星と太陽と月を造りそれを天体にかけられた。 そして地球を美しく造られ、生き物をそこに棲まわせた。神様は、何でもおできになる。 そうでなければ神様ではない。神様には、時間も原料も必要ない。...
執筆者 Akashi | 8月 19, 2023 | 記事
八月十九日 偉人たちに囲まれて (二〇一四年夏 ひとしずく一六一〇) ルカの福音書を読んでいると、弟子たちが何度も、誰が偉いかということで議論していたことがわかります。ルカ九章には、 次のようにあります。 弟子たちの間に、彼らのうちでだれがいちばん偉いだろうかとい うことで、議論がはじまった。(ルカ九章四六節) また同じルカの福音書の二二章には、次のようにあります。 それから、自分たちの中でだれがいちばん偉いだろうかと言っ て、争論が彼らの間に、起った。(ルカ二二章二四節)...
執筆者 Akashi | 8月 18, 2023 | 記事
八月十八日 愛しているからこそ (二〇一四年夏 ひとしずく一六〇九) 息子のYは、今、色々な面で忙しくしています。畑仕事、薪切り、また近所の人が病気で動けなくなるとそこへ行って、小屋の中を整理したり、重いものを運んだりと、とにかく毎日忙しく働いています。 最近、この息子が廃材を扱っていた時、釘を踏んでしまいました。厚底の作業靴を持っているので、それを履いていれば良かったのですが、普通の長靴で作業をしていたので、釘が足に刺さったのです。何とか手当をして、大丈夫だったのですが、痛い目に遭いました。...
執筆者 Akashi | 8月 17, 2023 | 記事
八月十七日 解放 (二〇一四年夏 ひとしずく一六〇八) 私はクリスチャンになる前はひどい恥ずかしがり屋でした。人が自分をどう思うかが気がかりで、赤面恐怖症だったのです。そういう面で、私にとってはあらゆることがつらいことでした。特に音痴でもあったので、音楽の歌のテストの時は、それはそれは大変でした。...
執筆者 Akashi | 8月 16, 2023 | 記事
八月十六日 受け継ぐ (二〇一四年八月 ひとしずく一五九八) 今朝、六時半頃、玄関の呼び鈴が鳴 りました。 こちらは、朝の六時半というと、 とっくに一仕事を終えている頃です。訪ねてきたのは近所に住むSさんでした。彼は、丸鋸の研ぎ方を教 えてくれる人に、私と息子を紹介したくて訪ねてきてくれたのです。息子と母を探したけれども、畑に行っても居なかったということで、うち に来て私だけでもその人のところに行ってみますか?ということでした。 突然のことで、どうしようかと思いましたが、相手の人を待たせてあるようなので、行くことにしました。...
執筆者 Akashi | 8月 14, 2023 | 記事
八月十四日 それぞれの賜物が一つに結集 (二〇一二年八月 ひとしずく九一九) 一つのプロジェクトを成し遂げるには、大勢の人の手を要する場合があります。全ての工程を、自分一人の力や能力で成し遂げることはできません。だから、多くの人から助けをもらわなければなりません。 先日、被災者の方々のための絵本プロジェクトが始まりました。まずその始めとして、有志に 集まってもらい、美術館見学をした後に、様々な意見を聞かせてもらいました。そして、自分一人では思い付かないようなアイデアをたくさん 頂きました。...