執筆者 Akashi | 8月 27, 2023 | 未分類
八月二七日 種たちの物語 (二〇一一年 ひとしずく七二) 一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。(ヨハネ十二章二四節) 最近畑に種を蒔きました。ちょっと種たちのことを想像してみてください。...
執筆者 Akashi | 8月 25, 2023 | 未分類
八月二五日 生きている間に (二〇一四年夏 ひとしずく一六一九) 肉体から離れた魂は 私たちに聞こえる声で語りかけることができない。 彼は今、私たちに何を語りたいのだろう? 写真の中の彼はほほ笑んでいる。 どうしようもない肉体の疲れや苦悩から解放されて 今は本当に、この写真のように、心から喜んでいるのだろう。 病院を訪問したのが彼との最後の会話だった。 私が帰る時、寝巻き姿で病院から出て、わざわざ私を見送ってくれた。 「今度、秋田に来てください」 私がそう言うと、彼は嬉しそうにほほ笑んでいた。 来月の8月にと思っていたけれど...
執筆者 Akashi | 8月 22, 2023 | 未分類
八月二二日 悪に悩まされていた義人ロト (二〇一四年夏 ひとしずく一六一五) (創世記13章全部, 18章16節〜19章38節 参照) 神様は、その邪悪さゆえにソドムとゴモラの地を滅ぼされようとしましたが、アブラハムのとりなしのゆえにロトとその娘達は救い出されました。 低地に広がるソドムの豊かさに目を奪われ、その地に住むことを選んだロトではありましたが、その地は邪悪に満ちていました。しかし、そのことが分かっても、ロト達はそこを立ち去ろうとはしませんでした。その場所に対する執着が強かったからです。...
執筆者 Akashi | 8月 15, 2023 | 未分類
八月十五日 主の恵みと慈しみ (二〇一二年八月 ひとしずく九二〇) 十八になった娘が、昨日アメリカに出発しました。アメリカにいる長女からから、夫が仕事で長い間、留守なので、一か月ほど、赤ん坊の子守りを兼ねて誰か来てくれ ないか、との要望に応えてのことでした。 親としては、いくら向こうに長女がいるとはいえ、この娘が初めて アメリカにそれも一人で行くということに、懸念がありました。しかし、彼女には長女のところに行ってくるという強い願望があり、行くこと になりました。 数年前までは恥ずかしがり屋で、あまり人前に出るのも苦手だった...
執筆者 Akashi | 8月 13, 2023 | 未分類
八月十三日 神の目を通して見出す (二〇一二年八月 ひとしずく九一八) 花の詩画作家によって描かれた野の花 一つ一つの花に注がれる神様の愛と その愛で輝いている花たちの美しさ そして神秘さ・・・ よく見かける野の花だけれど こんなにステキなとこあったんだ 神様がこの小さな花たちをどれほど気遣い 美しく装ってくださっているかに驚かされる きっと詩画作家の彼が神様の目を通して これらの花を見て、それを表現してくれているからなのだろう 花の美しさは、いつまで見ていても飽くことがない しかし、イエス様はこう言われた...
執筆者 Akashi | 6月 6, 2023 | 未分類
六月六日 「一粒の麦」としての生き方 (二〇一四 ひとしずく一五六五) たまたま、友人の誘いで出かけていった古本市で、賀川豊彦全集の内の幾冊もの本をとても安く手に入れることができました。今まで時間がなくて、なかなか読めなかったのですが、先日夜遅くまでかかりましたが、一つの小説を読み終えることができました。...