十字架の死

12月10日 十字架の死–「愛のクリスマス・ストーリーⅠ」冊子の「終わりに」  十字架は何を意味するのでしょうか? 死です。単に死だけではなく、処刑を意味します。人はみな、死を通過しますし、罪を抱えて生きています。罪のない人などいるでしょうか?つまり、皆、処刑に値する人であるのです。ここで、イエス・キリストの十字架の死が重要となってきます。彼は私たちの罪の処刑を代わりに受けて死んで下さったのです。  イエスは、罪をおかさずに、地上の生涯を送られました。そして罪がないのに罪びとの死を遂げられたのです。...

犬の恩返し

12月9日 犬の恩返し(ひとしずく一七六六)<2014年のひとしずくから>   昨日、宮古でイエス様を受け入れた人が、震災の時の話をしてくれました。その人はダルメシアンのジョイちゃんという名の犬を飼っていました。被災当時は17歳、老齢なので、体に色々と支障が出てきていて、ちょうど歩行器を使い始めるところでした。またおむつをしていました。  ...

12月8日 被災地でのクリスマス・イブ <2012年12月のひとしずくから>  「やはりここに来て良かった・・・」と、何度も寒く暗くなった 宮古の仮設住宅の人たちの話を聞いて思いました。 その日、私たちは、陸前高田から、途中、何ヵ所かで絵本とお菓子などのプレゼントを配りながら北上し、宮古の近くの仮設住宅に到着したのは午後4時をまわっていました。  仮設住宅の数とその規模の大きさには圧倒されるほどでした。そ れは今まで立ち寄ったどの仮設住宅よりも規模が大きく、マンモス仮設住宅地と呼べるほどでした。...

被災地でのクリスマス

12月7日 被災地でのクリスマス ‹毎年、年末が近づく頃になると、とても忙しくなります。冬を迎える準備もそうですが、何と言ってもクリスマスです。イエス様のことを伝える絶好のチャンスです。今年のクリスマスはどんなことを主は御計画されているのだろう?と期待を持って色々考えます。 振り返ってみると、クリスマスの時には、特に感動のいっぱい詰まった思い出が甦ります。...

クリスマスの奇跡 -8

祈りの答え クリスマスの奇跡 パート八 (ひとしずく一三九七) そこに立っていたのは外人と日本人の二人でした。彼らは、しきりに「ハレルヤ!」と賛美を繰り返していました。ちょっと変わった人たちだと思いましたが、明るくて好感が持てました。 彼らがクリスチャンであることは、すぐにわかりましたが、当時の私は、自分が最も正当派の教会に属していると自負しておりましたので、彼らを受け入れはするものの、上から目線で彼らのことを見ていたと思います。...

クリスマスの奇跡 -7

12月5日 恩返し クリスマスの奇跡 パート七 (ひとしずく一三九六)  Aさんは、私のことをマッちゃんと呼んでいました。突然現れた彼は、アパートの戸を開けるなり、「マッちゃん、泊めてもらいたい人がいるんだけど、いいかな?」と尋ねました。(外は雪が降っています。) 私は咄嗟に「ああ、いいよ」と答えました。きっと彼は、私の所に来るのも気まずかったに違いありません。しかし、それでも私の所に来て、宿がなくて困っている人を泊めてほしいと頼みに来たのでした。Aさんの友人でも知り合いでもない人たちのために。...