イエスは父なる神と一つ/父なる神と共に
聖書の基本4A-6
ロバート・D・ルギンビル博士著
f. イエスは父なる神と一つです:
わたしと父とは一つである」。(ヨハネ10章30節)
(20)わたしは彼らのためばかりではなく、彼らの言葉を聞いてわたしを信じている人々のためにも、お願いいたします。(21)父よ、それは、あなたがわたしのうちにおられ、わたしがあなたのうちにいるように、みんなの者が一つとなるためであります。すなわち、彼らをもわたしたちのうちにおらせるためであり、それによって、あなたがわたしをおつかわしになったことを、世が信じるようになるためであります。(22)わたしは、あなたからいただいた栄光を彼らにも与えました。それは、わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。
g. 神として、イエスは時が始まる前、つまり世界が創造される前から、父と「顔と顔を合わせて会う」関係にありました。父のもとを離れ、この世界に入られたのは、私たちを救うためだけでした(ヨハネ6章62節、ヨハネ17章24節):
初めに言[イエス・キリスト]があった。言は神[父]と共に(相互関係、すなわち、「顔と顔を合わせた」共同神性が)あった。言は神であった。 この言は初めに(すなわち、天地創造の初め以前から)神と共にあった(すなわち、「顔と顔を合わせて」いました)。 (ヨハネ1章1-2節)
そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。(ヨハネ1章14節)
神を見た者はまだひとりもいない。ただ父のふところにいるひとり子なる神だけが、神をあらわしたのである。 (ヨハネ1章18節)
(27)父ご自身があなたがたを愛しておいでになるからである。それは、あなたがたがわたしを愛したため、また、わたしが神のみもとからきたことを信じたためである。(28)わたしは父から出てこの世にきたが、またこの世を去って、父のみもとに行くのである」。(ヨハネ16章27-28節)
(1)これらのことを語り終えると、イエスは天を見あげて言われた、「父よ、時がきました。あなたの子があなたの栄光をあらわすように、子の栄光をあらわして下さい。(2)あなたは、子に賜わったすべての者に、永遠の命を授けさせるため、万民を支配する権威を子にお与えになったのですから。(3)永遠の命とは、唯一の、まことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。(4)わたしは、わたしにさせるためにお授けになったわざをなし遂げて、地上であなたの栄光をあらわしました。(5)父よ、世が造られる前に、わたしがみそばで持っていた栄光で、今み前にわたしを輝かせて下さい。(ヨハネ17章1-5節)
(1)初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て手でさわったもの、すなわち、いのちの言[イエス・キリスト]について―(2)このいのちが現れたので、この永遠のいのちをわたしたちは見て、そのあかしをし、かつ、あなたがたに告げ知らせるのである。この永遠のいのちは、父と共にいましたが、今やわたしたちに現れたものである―(第一ヨハネ1章1-2節)
<-7に続く>