岩の上に

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2024年8月19日

岩の上に

人が試されるのは、困難によってではない。人は、名声と栄誉と富を得ている時、試される…これは、ルシファーが高められ、自分が神の立場に立てると思った時に滅亡の裁きに至った時のことを思い出させます。

 人間的にいかに、良いように見えても、神を認めていないなら、試練の嵐が来た時、崩れていきます、なぜなら、それはキリストの言葉とその実行という土台の上に立てられていないからです。

 試練の洪水は、必ず来ます。それは御言葉で言っていることだからです。砂地に建てる家の、洪水における結末…それはひどい、とあります。

 

それで、わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができよう。 雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけても、倒れることはない。岩を土台としているからである。 また、わたしのこれらの言葉を聞いても行わない者を、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができよう。 雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまう。そしてその倒れ方はひどいのである」。 (マタイ7章24-27節)

大雨で、土台の下が、土砂として流れ崩れた家が隣町にありました。いつも通る時には、立派な家だと感心するものです。しかし、先日の大雨で、崖の近くに建てられてあった家の土地が、(岩出なかったことは確かです)何十メートルも下の川に崩れ落ちたのです。その家の下が大きくえぐられてしまい、その家の住人は、「引っ越しました」という張り紙を家の前につけて、他の所に住処を変えたのです。この光景を見て、改めて、建物を建てるための土台が何の上にあるのかということは、大切なことだと思いました。

 自分の建てているものが、何なのか、それは神の言葉に沿ったものであるのか、そしてそれは、神の言葉に対する従順であるのか、自分の人生が神の御言葉の真理に従っているかどうか、吟味する必要があります。人目からは、立派に見えて、成功し、繁栄しているようでも、神の恵みと祝福が無ければ、人のすることは、虚しく終わります。私たちが、いつも神を認めて生きる者となれますように。

 どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の父が、知恵と啓示との霊をあなたがたに賜わって神を認めさせ、 あなたがたの心の目を明らかにして下さるように、そして、あなたがたが神に召されていだいている望みがどんなものであるか、聖徒たちがつぐべき神の国がいかに栄光に富んだものであるか、 また、神の力強い活動によって働く力が、わたしたち信じる者にとっていかに絶大なものであるかを、あなたがたが知るに至るように、と祈っている。 (エペソ 1章17-19節)

イエス様の言われた「わたしの言葉を行う」ということの中の一つには、次のようなものがあります。神の恵みによって、造り替えられ、これらの言葉を行う者となれますように。

自分を愛してくれる者を愛したからとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でさえ、自分を愛してくれる者を愛している。 自分によくしてくれる者によくしたとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でさえ、それくらいの事はしている。 また返してもらうつもりで貸したとて、どれほどの手柄になろうか。罪人でも、同じだけのものを返してもらおうとして、仲間に貸すのである。 しかし、あなたがたは、敵を愛し、人によくしてやり、また何も当てにしないで貸してやれ。そうすれば受ける報いは大きく、あなたがたはいと高き者の子となるであろう。いと高き者は、恩を知らぬ者にも悪人にも、なさけ深いからである。 (ルカ6章32-35節)

 

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