預言の言葉

j
2024年7月7日

預言の言葉

こうして、預言の言葉は、わたしたちにいっそう確実なものになった。あなたがたも、夜が明け、明星がのぼって、あなたがたの心の中を照すまで、この預言の言葉を暗やみに輝くともしびとして、それに目をとめているがよい。 (第二ペテロ 1章19節)

イエス様が、変貌の山で、モーセとエリヤと共に輝いているのを見たとき、ペテロにとって、自分たちのそばにいるこの方こそ、昔から預言されていたメシアで、預言の言葉の確かなことを確信したのです。聖書の預言が成就していると、はっきりとわかることが、いかにペテロにとって確信を与えることとなったことでしょう。

夜が明け、明星がのぼるというのは、明けの明星であるイエス様の再臨のことを指します。ですから、ますます暗くなっていく世の中にあって、イエスの再臨まで、預言の言葉に目をとめておこう、というものです。世の動向は、アリジゴクのように、下へ下へと引きずっていくかもしれませんが、私たちの希望は、聖書の約束にある、イエス様の再臨と、それに続くイエスの支配される千年王国です。

 その約束の言葉が、暗闇に輝くともしびだというのです。

いかに私たちが、み言葉の学び、吸収に真剣に取り組むべきかということが言われています。

天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。 (マタイ24章35節)

私たちがこの、ともしびの光にしっかりと目をとめて歩む時、私たち自身が、世にとって光となります。

すべてのことを、つぶやかず疑わないでしなさい。 それは、あなたがたが責められるところのない純真な者となり、曲った邪悪な時代のただ中にあって、傷のない神の子となるためである。あなたがたは、いのちの言葉を堅く持って、彼らの間で星のようにこの世に輝いている。 (ピリピ2章14-15節)

他の投稿もチェック

イエス・キリストの生涯-47

イエス・キリストの生涯-47 聖書の基本4 https://ichthys.com/4A-Christo.htm ロバート・D・ルギンビル博士著 キリストの七つの裁判<iv>: . . . [モーセは]キリストのゆえに受けるそしりを、エジプトの宝にまさる富と考えた。それは、彼が報いを望み見ていたからである。(ヘブル11章26節)...

イエス・キリストの生涯-46

イエス・キリストの生涯-46 聖書の基本4 https://ichthys.com/4A-Christo.htm ロバート・D・ルギンビル博士著 キリストの七つの裁判<iii>: (6)わたしを打つ者に、わたしの背をまかせ、わたしのひげを抜く者に、わたしのほおをまかせ、恥とつばきとを避けるために、顔をかくさなかった。(7)しかし主なる神はわたしを助けられる。それゆえ、わたしは恥じることがなかった。それゆえ、わたしは顔を火打石のようにした。わたしは決してはずかしめられないことを知る。(イザヤ50章6-7節)...