「ひとしずく」ーーひと昔編
静けさが、
ただ静けさだけがほしい
時計の針さえ止めて
静けさを求める
時を超えて
永遠に生きておられる方と交わるのに、
時を刻む音など
ほしくはない
それがどれだけ長かろうと
短かろうと関係ない
ただ主と交わっていたい
静けさの中に
天からの聖なる御声を聞いていたい
私の過去がどれだけ醜く
軽蔑に値するとしても
聖なる御声は
神の子イエスを指し示し
こう言われる
「あなたはあがなわれた」と
だから私を責め悩まそうとする嵐よ、
吹き猛れば吹き猛ったらいい
私は吹き払われるに値するものだと知っているが
主のあがないのゆえに
ただお前のあざけりに身を委ねるわけにはいかない
私は自分の義には頼らない
御自分の命をかけて私に義を与えられた方のゆえに
その方の義を誇る
私はさらに進んで
虚しい存在の自分から抜け出よう
私を絶えず愛し
絶えず見守る方の目を見つめて
自分の卑しさから抜け出て
その方の義に頼って
祈りを捧げる
主よ
こんなにふさわしくない者の祈りが
どれだけ他の人に益を及ぼすかわかりません
でも、聖徒たちの祈りに加えてください
とてもつたない祈りだけれど
心を込めて捧げます
聖なるあなたへ