神の本質<6>
神についての研究
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ロバート・D・ルギンビル博士著
3. 神は忠実で真実です(申命記32章4節; ヨシュア21章45節; サムエル記下7章28節; 列王記上8章56節; 詩篇33篇4節, 36篇5節, 89篇1節, 89篇33-34節, 111篇7-8節, 119篇89-90節, 160節, 143篇1節, 146章6節; イザヤ11章5b節; マタイ24章35節; ヨハネ1章14節, 7章28節, 14章6節, 17章3節; ローマ3章3-4節; 第一コリント1章9節, 10章13節; 第二コリント1章18節; 第一テサロニケ5章23-24節; 第二テサロニケ3章3節; 第二テモテ2章13節; ヘブル6章18節, 10章23節, 11章11節, 13章5-6節; 第一ペテロ4章19節; 黙示録3章7節, 14節, 15章3節, 16章7節):
主よ、あなたはわが神、
わたしはあなたをあがめ、御名をほめたたえる。
あなたはさきに驚くべきみわざを行い、
いにしえから定めた計画を
真実をもって行われたから。(イザヤ書25章1節)
神の御性質は忠実で真実(ヘブル語: ‘omen, ‘emeth: אמת ,אמון)であり、悪に積極的に反対されます。では、真実と忠実は罪深い人間にどのように対応するのでしょうか?神は、その忠実さと真実において、私たちに約束し、私たちのためにしてくださることすべてにおいて、完全に信頼でき、信用できる方です。それゆえ、イエス・キリストを通して、死の悪から逃れ、永遠のいのちの善を受け入れる道を私たちに与えてくださる神の真実さと信頼性は、非の打ちどころがありません。ですから、たとえ私たちが罪深く、生まれながらにして神の怒りの対象であったとしても、神はその忠実さと真実さにおいて、御自分と私たちの間に平和をもたらし、私たちの罪によって生じた御自分と私たちの間の敵意を、御自分の人格を汚すことなく取り除く方法、すなわち、御子イエス・キリストの死によって私たちを御自分と和解させる方法を見出されました。
<7>に続く