イエス・キリストの生涯-40
聖書の基本4
ロバート・D・ルギンビル博士著
j. 最後の過越の祭り<iv>:
3) オリーブ山の説教: これは、オリーブ山で弟子たちが王国の到来時期について質問したことに対して、主が「来たるべき事柄」について広範囲にわたって教えられたことで、一般的に知られている名称です(マタイ24章1節-25章46節; マルコ13章1-37節; ルカ21章5-36節)。 「御霊はまだ与えられていなかった」(ヨハネ7章39節)ので、終末に関しての多くの本質的な詳細はペンテコステの後まで待たなければならないことに注意することが重要です(ヨハネ16章12-15節;聖霊が与えられる前の使徒行伝1章7節を、与えられた後の状況の第一テサロニケ5章1節および第一ヨハネ2章20節の記述を比較してください。)[1]。 にもかかわらず、主は旅立ちの間際に、終末の時に関する多くの重要な情報を弟子たちに与え、その将来の艱難期を安全に切り抜けるために、信者が永遠の現実に集中する必要性を説かれました。 さらに、これらの同じ真理は、主の受難と復活の後に来る二千年にわたる教会時代に、すべての弟子たちが個人的な苦難の日々を耐え忍ぶために不可欠であることが証明されるでしょう。実際、弟子たち自身も、わずか数時間の間に、それらをよく覚えて適用する必要があったのです。
<-41に続く>
<お知らせ:このサイトにアクセス下さり、ありがとうございます。
今回は「イエス様の生涯」のシリーズでちょうど、「オリーブ山の説教」の終末に関するところですが、同じ著者のロバート・D・ルギンビル博士による「サタンの反乱」や「来たる艱難期」の資料をもとに終末に関して、もう少し詳しく取り上げて勉強会を東京で行います。
初めての方にとっては、イントロまた黙示録学習のきっかけとして、すでにダーク・トゥ・ライトのサイトの資料にアクセスして学んでおられる方にとっては、復習と確認の時となるかと思います。関心ある方は、以下にアクセスしてみて下さい。
また、当日はクリスマスのメッセージも込めて、分け合いたいと思います。このサイトを通して、主の真理と恵みを共有している方々と共に素晴らしい時を持てますように。>
[1] 終末論については、「サタンの反乱」と「来たる艱難期」シリーズに収録されている膨大な資料を参照されることをお勧めします。使徒行伝1章7節の「あなたがたの知るところではない」は 「あなたがたが決めるところではない」と訳すのが適切です。