道/神の言葉
イエス・キリストの名前-b-xxi
聖書の基本4A-31
ロバート・D・ルギンビル博士著
33) 道: イエスは神に至る唯一の「道」です。 実際、イエスこそ道です:
イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。 (ヨハネ14章6節)
救いを物理的な道程に例えることは、聖書でよく見られます(詩篇84篇5-7節, 118篇19-27節, 119篇176節; マタイ7章13-14節, 21章32節, 22章16節; マルコ12章14節; ルカ13章24-25節; ヨハネ14章4節; 使徒行伝9章2節, 19章9節, 19章23節, 22章4節, 24章22節)。 イエス・キリストを通してのみ、私たちは神に近づくことができるのです(エペソ2章14-18節, 4章7-10節; コロサイ2章13-15節; ヘブル9章24節)。 イエス・キリストは、真に神の羊である者が入る門です(ヨハネ10章7-9節)。 彼は死ではなく、永遠の命へと導く唯一の真の扉です(黙示録3章21節, 4章1節)。 彼を通して、彼にあって、彼が行かれたところについて行くことによってのみ(ヘブル6章19-20節; 参照.ヘブル2章10節[ギリシャ語]; 12章2節)、私たちも天の聖なる所に入り、永遠に父と子と御霊との交わりを得ることができるのです(マタイ27章51節; ルカ23章43節; ヘブル10章19-20節)。
34) 神の言葉: イエス・キリストは神の生きた言葉です:
初めに言[イエス・キリスト]があった。言と神[父]との間には互恵性(共神性)があった。言は神であった。 (英文直訳 ヨハネ1章1節)
このことが意味するのは、イエスと御父の間にも、イエスと「神の言葉」の間にも、まったく矛盾や不一致がないということです。 なぜなら、イエスは真理、神のことばの体現者であり、神の書かれたことばの中に現れている真理だからです。 このため、信者に対する御霊の働きは、私たちの主によって、御霊が「わたしのものを取って、あなたがたに知らせ」(ヨハネ16章15節)とあり、またパウロによって、まさに「キリストの心」(第一コリント2章16節)と表現されています。 イエスを知ることは神の言葉を知ることであり、神の言葉を知ることはイエス・キリストを知ることなのです(ヨハネ5章39節; 参照.ヨハネ1章1-14節; ヘブル1章1-4節; 第一ヨハネ1章1-4節; 黙示録1章2節)。 私たちが「知られているように、私たちも知るようになる」(第一コリント13章12節)その祝福された日が来ることで、神をほめたたえましょう。
彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。(黙示録19章13節)