詩篇16篇
ダビデのミクタムの歌 神よ、わたしをお守りください。わたしはあなたに寄り頼みます。 わたしは主に言う、「あなたはわたしの主、あなたのほかにわたしの幸はない」と。 地にある聖徒は、すべてわたしの喜ぶすぐれた人々である。 おおよそ、ほかの神を選ぶ者は悲しみを増す。わたしは彼らのささげる血の灌祭を注がず、その名を口にとなえることをしない。 主はわたしの嗣業、またわたしの杯にうくべきもの。あなたはわたしの分け前を守られる。 測りなわは、わたしのために好ましい所に落ちた。まことにわたしは良い嗣業を得た。 わたしにさとしをさずけられる主をほめまつる。夜はまた、わたしの心がわたしを教える。 わたしは常に主をわたしの前に置く。主がわたしの右にいますゆえ、わたしは動かされることはない。 このゆえに、わたしの心は楽しみ、わたしの魂は喜ぶ。わたしの身もまた安らかである。 あなたはわたしを陰府に捨ておかれず、あなたの聖者に墓を見させられないからである。 あなたはいのちの道をわたしに示される。あなたの前には満ちあふれる喜びがあり、あなたの右には、とこしえにもろもろの楽しみがある。 (詩篇 16篇1-11節)
何よりも主が自分の喜び、神のうちに楽しみを持つ人にとって、世のなにものもその人を動かされることはない…そんな信仰の人となり、そのような主への愛を持つ人であれたらと思います。
肉をもってこの地上を歩まれたイエス様は、常に天の父に対してそのような心を持っておられました。詩篇16編は、目前のものにとらわれないで、地上の旅人として歩む私たちの祈りとなるべきものと思います。