先日、とても親しみやすい御老人夫婦を御紹介して頂きました。
男性は九十歳、女性は八十五歳ですが、お二人とも、健康そうでずっとお若く見えました。そして、これもお二人ともですが、二年前にイエス様を信じて受け入れたばかりだというのです。
彼らが入信できたのは、娘さんの熱心な証によるというものでした。
その娘さんの御両親に対する愛と熱意が伝わってきますが、彼らは、救われたこと、真の神をそのような高齢で、見出すことができて、ありがたく感激して、「私たちは、どうしてこんな歳になって、こういうことになったのでしょう。今の私たちに何ができるというのでしょうか?」と言ったのです。
私は、彼らにこの神様の御計画をお伝えせずにはおれませんでした。
「お二人が、このように今神様に選ばれ召されたのは、神様に対する最高の奉仕をされるためであると思います。そして祈りはクリスチャンができる最高の奉仕なのです」と。
「そして、心合わせてお祈りできるパートナーがいるのですから最高です。『よく言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天でも皆つながれ、あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう。 また、よく言っておく。もしあなたがたのうちのふたりが、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、天にいますわたしの父はそれをかなえて下さるであろう。 ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである』(マタイ18章18-20節)とあるからです」と分け合いました。
すると、奥さんは、「素晴らしいですわ。私たち、二人でデボーションの後、色々な人のために祈ることができますね、あなた」。
彼らが自分たちのための召しをついに発見できて喜ぶ姿に、わたしは、「御国にとって、何という貢献となることでしょう」と思わず言葉を出しました。確かに神様は、祈りの戦士をその日、御国のため二人召集され、喜ばれたにちがいありません。きっと神様の望まれていた変化が、彼らの祈りによってもたらされて御国が広まることになることでしょう。