御心を行う器となるために

御心を行う器となるために

神の御心は、失われた者に手を伸ばす。自分の命を惜しんでいると、それができない。

パウロは、「生きているのは、もはやわたしではない。キリストがわたしのうちに生きておられる」と言いました。キリストのわざをするにあたり、まだ自分が生きていて、自分のしたいことを求めている自分がそこにいるなら、神の御心を行うことの妨げとなってしまいます。

肉はわきにどかないといけません。

みこころがなりますように、と祈りながら、肉の思いが胡坐をかいて邪魔になってはいけないのです。

自分の正しさを擁護したい肉の思い、長い間しがみついてやってきたものを捨てたくない肉の思い、今までどおりやり続けていきたいという怠慢な肉の思いが巣くっているのです。今日が新しい日になるために、つまり御霊がわたしを器として用いるために、それらの障害物はわきに寄せられなければならないのです。

わたしたちの戦いの武器は、肉のものではなく、神のためには要塞をも破壊するほどの力あるものである。わたしたちはさまざまな議論を破り、 神の知恵に逆らって立てられたあらゆる障害物を打ちこわし、すべての思いをとりこにしてキリストに服従させ、 そして、あなたがたが完全に服従した時、すべて不従順な者を処罰しようと、用意しているのである。 (第二コリント10章4-6節)

兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。 あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。 (ローマ12章1-2節)

だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。 (第二コリント5章17節)

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