仕える者に…

仕える者に… 「偉くなりたい、立派な人になりたい…」 無垢な気持ちのように思えますが、そこには、人に(世に)認められる者に…という気持ちが伴ってしまいます。子供は、「偉い」というのが何なのかわかりません。人の目、賞賛を気にする大人が無意識に使う言葉を聞いて、その価値観が摺り込まれてしまいます。なにより、罪の入った私たちの性質には、「<相手よりも自分が高いと思い込みたい>神のようでありたい」という誘惑が潜んでいます。...