預言の言葉
こうして、預言の言葉は、わたしたちにいっそう確実なものになった。あなたがたも、夜が明け、明星がのぼって、あなたがたの心の中を照すまで、この預言の言葉を暗やみに輝くともしびとして、それに目をとめているがよい。 (第二ペテロ 1章19節)
イエス様が、変貌の山で、モーセとエリヤと共に輝いているのを見たとき、ペテロにとって、自分たちのそばにいるこの方こそ、昔から預言されていたメシアで、預言の言葉の確かなことを確信したのです。聖書の預言が成就していると、はっきりとわかることが、いかにペテロにとって確信を与えることとなったことでしょう。
夜が明け、明星がのぼるというのは、明けの明星であるイエス様の再臨のことを指します。ですから、ますます暗くなっていく世の中にあって、イエスの再臨まで、預言の言葉に目をとめておこう、というものです。世の動向は、アリジゴクのように、下へ下へと引きずっていくかもしれませんが、私たちの希望は、聖書の約束にある、イエス様の再臨と、それに続くイエスの支配される千年王国です。
その約束の言葉が、暗闇に輝くともしびだというのです。
いかに私たちが、み言葉の学び、吸収に真剣に取り組むべきかということが言われています。
天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。 (マタイ24章35節)
私たちがこの、ともしびの光にしっかりと目をとめて歩む時、私たち自身が、世にとって光となります。
すべてのことを、つぶやかず疑わないでしなさい。 それは、あなたがたが責められるところのない純真な者となり、曲った邪悪な時代のただ中にあって、傷のない神の子となるためである。あなたがたは、いのちの言葉を堅く持って、彼らの間で星のようにこの世に輝いている。 (ピリピ2章14-15節)