命あるうちに

j
2024年4月12日

ひとしずく1507–命あるうちに (2014年配信のひとしずく再配信)

最近、材木を切断する機械を貸して下さり、私たちに良くして下さったCさんの奥さんが癌の治療を受け始めました。そのCさんが、家族の一人が倒れると生活が全て変わってしまいますと、その大変さを話してくれました。今まで料理は奥さんがしていましたが、今では、Cさんが奥さんのために三食作るようになったとのことでした。そして、看護している分、田畑の仕事ができないとも言っていました。奥さんが倒れて初めて、料理や、掃除や洗濯など、どれだけ奥さんがたくさんの仕事をしてくれていたかが、身にしみて分かったようでした。

高齢者の一人暮らしの多いこの田舎町では、二人以上の家族は貴重です。それだけに数少ない家族の一人が倒れたりすると、その家族の生活にとって大きなダメージをもたらします。ここではCさんと同じような体験をしている方たちが少なくありません。そしてその事件は一昨日、私たちの家庭にも起りました。私の妻が夜中に体調が悪くなり、救急車で病院に運ばれたのです。以前も血圧が200を越えて大変な状態になったことがありましたが、今回は不整脈が原因でした。医師の話によると、疲れのせいだと思うので、休んでいることで良くなるでしょう、ということでした。確かに妻は最近、頑張り過ぎていたようで、働き過ぎた日は、夜中に心臓に来ていたようです。感謝することに、医師の言われた通り、一日休んでいたら、平常に戻ってきました。本人はどうして自分はもっと働けないのかと落胆していますが、主は彼女を素晴らしい知恵の下に、ゆっくりさせたいようです。 そしてこのことで祈ってみると、主は、家族の他の者たちが彼女のやっている家事を助ける必要があることを示され、家族で家事をもっと分担して助け合おうということになりました。
 早速、昨日、今まであまり料理をしなかった娘が夕飯を作ってくれたり、また、すぐにしなければならなかった印刷の仕事を他の子供が引き受けてくれたりと、色々な変化が起り始めました。
 主はまたもや、こうした問題に思えることを使って、こんなに素晴らしいローマ8:28を成就してくださいました。本当に感謝です!ハレルヤ!
 命あるうちに、お互いが神様の愛となり、祝福となることができますように。

他の投稿もチェック

被災の中の希望

被災の中の希望 昨夜、勝利に酔いしれたキリスト者の集まり(近所のクリスチャンの若者の信仰の旅の報告--あとで分け合うことができるかと思います—この集まりの間中、雷が鳴り稲妻がしょっちゅう光っていました)が終わり、解散して戸を開けると、何と道の上を泥水の激流がありました。短い距離でしたが、歩いていくには大変な流れだったので車に乗って帰ってもらいました。その後、あふれる沢の流れを堰に誘導するため、コンクリートブロックや土砂で流れた石で、道路に流れないようにしていたら、そこに息子がやってきて助けてくれました。...

主が共におられた

主が共におられた 最も尊いものが、時間をかけて暗い中で生成されるという自然の法則には、たくさん学ばせられることがあります。 ジャガイモをそろそろ掘り出すころになりましたが、何日もかけて土の中で大きくなりました。明るい陽射しにさらされていたら、青くなって食べることができなくなりますので、しっかりと土の中に埋められているように見届けておかなければなりません。ジャガイモ一つとってもそうですが、鶏の卵から出てくるヒヨコも受精した後、卵の殻の中で二十日程温められていなければなりません。...