「わたしはある(いる)」

ひとしずく765-「わたしはある(いる)」(2012年)主が言われた通りに海に乗り出したのに嵐に遭遇していくら漕いでも 先に進めそうにないなぜ、主は私たちをこんな目にあわせるのか?主は、嵐が起ると知らなかったのか?この航海の計画自体全てが間違いだったのだろうか?今、私は沈みかけている 何もできずにしがみついているだけで精一杯だしぶきをあげて荒波が襲う舟は木の葉のように波にもまれ同朋の士気ももう挫かれた万事が終わりのように思えたしかし・・・そう、そんな時こそ思い出そう...