永遠に変わることのない神

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2024年2月3日

永遠に変わることのない神 (2013年2月配信 ひとしずく1075)

 先日、長男の子供、私にとっては初孫の、七歳になる誕生日をお祝いしました。余談ですが、その孫も息子もそして私も親子三代皆、さる年の水瓶座です。

孫は今、九九を学んでいるところで、それを暗唱して聞かせてくれました。数字の大きい方か ら暗唱するのが難しいと言っていましたが、私も一緒に言おうかと思っても、孫ほどすらすら出てこないことに気づきました。九九を暗記した のは小学二年生の頃だったかな…昔は、逆からなんて暗記しなかったな・・・七 歳でいろいろと大変だ・・・と思いながら聞いていました。

これからこの子の行く手にはどんな試練が待っているのだろうと思うと、抱きついてくる彼 に、心からの暖かいハグをせざるを得ません。

 口には出しませんが、しっかりとこの暖かい小さな体を抱いて、心の中で言いました。「これから、簡単な時代じゃないだろうけど、イエス様はいつも一緒にいてくれるよ。そしてイエス様は必ず助けてくれる。試 練は必ずある・・・そう、いつの時代でも全ての人に試練は必ずやってくる。そして残念ながら、これからはもっと、この社会は試練に満ちた 時代になりそうだ。でもおじいちゃんはY君のために祈ってるよ。」と。

最近は特に、汚染が進み、空気も水も汚された世界を引き継いでもらわなければならない世代 を気の毒に思ってしまいますが、これがさらに二世代後となると、この世は一体どうなってしまっていることかと、全く想像がつきません。し かし、たとえどんなに大変な世の中になっていようとも、これだけは言えます。

神様は必ず世話してくださると。世界がこのようになってしまったのは、利己的な人間の罪の ゆえと言えると思いますが、「罪のまし加わるところには恵みも増し加わる」(ローマ5:20)と聖書にあるように、大変な世界に生きて行 かなければならない者たちのために、神様は一層の恵みと、逃れる道を用意されるはずです。

 大変な試練の最中で、何とか問題の解決策を与えてくださったり、災害からの保護を与えてくださったり、あるいは、天に連 れて行く事でこの地上の学校を卒業させて下さるか、それとも、私たち人類が全くダメにしてしまったこの地球をまた新しく治めるためにイエ ス様が帰ってきて下さるかされることでしょう。 私たち以上にこれらの小さな生命を愛して下さっている神様は、その知恵ある大いなるご計画のもとにこの尊い子供たちをこ の地上に送られたのです。

だから、試練にではなく、神様の知恵と愛と計画に目を留め、信頼してその御手に彼らの魂を 委ねたいと思います。

「アブラハム(父)の神、イサク(子)の神、ヤコブ(孫)の神」は、今生きている者たちを 愛の内に見守り世話して下さり、救って下さる神様です。どの世代であっても、永遠に変わることのない愛の神様なのです。

「 『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』と書いてある。神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神である」。(マタイ22:32

「あなたがたのあった試練で世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えら れないような試練に合わせることはないばかりか、試練と同時にそれに耐えられるように逃れる道も神は備えて下さるのである」(第一コリン ト10:13)

イエス様が、この世を立ち去る前に祈られた、とりなしの祈り:

「わたしは彼らのためにお願いします。わたしがお願いするのは、この世のためにではなく、 あなたがわたしに賜わった者たちのためです。彼らはあなたのものなのです。

 わたしのものは皆あなたのもの、あなたのものはわたしのものです。そして、わたしは彼らによって栄光を受けました。わた しはもうこの世に はいなくなりますが、彼らはこの世に残っており、わたしはみもとに参ります。聖なる父よ、わたしに賜わった御名によって彼らを守って下さい。それはわたし たちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。

わ たしが彼らと一緒にいた間は、あなたからいただいた御名によって彼らを守り、また保護してまいりました。彼らのうち、だれも滅びず、ただ滅びの子だけが滅 びました。それは聖書が成就するためでした。今わたしはみもとに参ります。そして世にいる間にこれらのことを語るのは、わたしの喜びが彼 らのうちに満ちあ ふれるためであります。

 わたしは彼らに御言を与えましたが、世は彼らを憎みました。わたしが世のものでないように、彼らも世のものではないから です。わたしがお願いするのは、彼らを世から取り去ることではなく、彼らを悪しき者から守って下さることであります。 わたしが世のものでないように、彼らも世のものではありません。

真理によって彼らを聖別して下さい。あなたの御言は真理であります。あなたがわたしを世につかわされたように、わたしも彼らを世につかわしました。また彼らが真理によって聖別されるように、 彼らのためわたし自身を聖別いたします。

わ たしは彼らのためばかりではなく、彼らの言葉を聞いてわたしを信じている人々のためにも、お願いいたします。父よ、それは、あなたがわたしのうちにおら れ、わたしがあなたのうちにいるように、みんなの者が一つとなるためであります。すなわち、彼らをもわたしたちのうちにおらせるためであ り、それによって、あなたがわたしをおつかわしになったことを、世が信じるようになるためであります。

 わたしは、あなたからいただいた栄光を彼らにも与えました。それは、わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるた めであります。わ たしが彼らにおり、あなたがわたしにいますのは、彼らが完全に一つとなるためであり、また、あなたがわたしをつかわし、わたしを愛されたように、彼らを お愛しになったことを、世が知るためであります。父よ、あなたがわたしに賜わった人々が、わたしのいる所に一緒にいるようにして下さい。 天地が造られる前 からわたしを愛して下さって、わたしに賜わった栄光を、彼らに見させて下さい。正しい父よ、この世はあなたを知っていません。しかし、わたしはあなたを知 り、また彼らも、あなたがわたしをおつかわしになったことを知っています。そしてわたしは彼らに御名を知らせました。またこれからも知ら せましょう。それ は、あなたがわたしを愛して下さったその愛が彼らのうちにあり、またわたしも彼らのうちにおるためであります。」(ヨハネ17:9-26)

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