新しい時代の到来 (2011年9月配信 ひとしずく563)
震災から半年が経とうとしている中、近畿地方は台風12号による大変な自然災害に見舞われました。これもまた想定外の災害と言えると思います。まだ東北の復興も進まない状態の中でのこの災害です。さらに、もしまたどこかの地域が大地震に見舞われたら・・・。実際にその可能性も高まってきています。これからいったい日本はどうなってしまうのだろうと、多くの人が不安を抱えているのではないかと思います。かつて終わりの時の預言を聞いても、そんな時が来るとはとても信じられませんでしたが、今は違います。終わりの時の気配を、ひしひしと感じ始めている人も多いのではないかと思います。
しかし、主は私たちが不安と恐怖に襲われないために、これらのことが起こることを、前もって教えて下さっています。つまり終わりの時と、その前兆です。
この時代には終わりが来ること、そしてその前兆として、地震、飢饉、戦争のうわさ、疫病、不法がはびこって多くの人の愛が冷えること、知識が増すこと、艱難、などをイエス様は挙げられています。しかしそれは、同時にイエス様の再臨の時であり、新しい時代の幕開けでもあることを忘れてはいけません。
イエス様の再臨、それはとても大きなしるしです。2千年前、イエス様が地上にやってこられた時には、静かに人の赤ちゃんとして質素な馬小屋で誕生されました。しかし、次に来られる時には、稲妻が東から西へとひらめくように、雲に乗って王の王として、イエス様は来られるのです。その時太陽は暗くなり、星は天から落ち、ハルマゲドンの戦いなど新しい時代の幕開けのための数々の出来事があります。このように、人類の歴史の大きな区切りは、イエス様ご自身が聖徒達と共に地上を治める至福千年のイントロであり、それは大々的なものになるのです。
古いものは過ぎ去り、新しい時代が到来します。そして、この荒らされ疲れた地球も、新しい時代と共に、いやしと回復の時を迎えるのです。
だから、毎日の目を覆いたくなるような出来事に、心を騒がせたり、不安に襲われないようにしましょう。
すべては新しい時代に続いており、神は全てを一新して下さるのですから。
今日という日の終わりが来ると、新しい一日が始まり
その学年が終わると、新学年が始まり
年の終わりは、新年の始まりと共にやって来て
古い時代の終わりは、新しい時代の幕開けとなる
そして・・・
人間の支配が「終わり」を迎える時、
輝かしい神様の統治の「始まり」がやってくる!
「いちじくの木からこの譬を学びなさい。その枝が柔らかになり、葉が出るようになると、夏の近いことがわかる。それと同じように、あなたがたは、これらすべてのことを見たなら、人の子が戸口に近づいていると悟りなさい。」(マタイ24:32,33)